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悪材料が出た時の考え方~デイトレ・スイング

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先輩
決算発表や業績下方修正、増資、不祥事など、悪材料というのは実に様々な種類がある。
今回はそういった悪材料が出てしまった時、チャート上ではどのような見方をしていくべきかについて話していきたいと思う。

たかし
悪材料が出たところが絶好のチャンスだった、なんてこともありますよね!

材料はテクニカルに勝る?

先輩
まず、大前提として、材料はテクニカルに勝る、ということをよく覚えておいてほしい。
どれだけ強力なサポートラインが存在していても、特大の悪材料が出てしまえばそんなものは一瞬でぶち抜かれてしまうだろう。
まあ上場廃止になるだとか、バイオでの開発失敗などはいい例だがな。

たかし
アキュセラショックは恐ろしいものでしたね…

先輩
今回はそういった特大の悪材料と、それほどでもない悪材料への対応の仕方を分けて話していくぞ。
それほどでもない悪材料であればテクニカルの方が勝る、といった事もよく起きるからな。

たかし
それぞれでやり方が変わってくるわけですね!

悪材料発生時のリバウンドを狙え

先輩
悪材料が出た時、まず一番最初のアクションとして一斉に売りが入る。まあ、これは当然だな。

たかし
まず間違いなくギャップダウンの寄り付きになりますよね。場合によっては何日もストップ安に…

先輩
売り圧力がどれだけあるか、またいつまで売られ続けるのか、などは事前にわかることではないが、大事な事は、リバウンドは必ず起こるということだ。
ま、もちろん上場廃止リスクとか、よっぽどヤバい案件には手を出さない方がいいだろうけどな!

たかし
ああいうの触れる人すごいですよね。なぜかマネーゲーム化するんですけどね。

先輩
リバウンドというのは、一旦売りが出尽くし、買いにまわる人達の方が増えている現象だ。まあ需給の転換だな。悪材料出尽くしなんていう言い方もされるな。

たかし
どれぐらいの値幅のリバウンドを狙う感じなんでしょうか?

先輩
大きく下がれば下がるほど、リバウンドは大きい。逆にあまり下がらなかった場合はリバウンドも小さい。相場の習性ともいえるだろうな。
どれぐらいの値幅が取れるかは正確にはわからないが、下げ幅に対してどのぐらいの戻しなのか、という視点でチャートを見ておくといいだろう。

たかし
わかりました。具体的にはどのポイントでリバウンドを狙っていくんでしょうか?

悪材料が出てもその日のうちにリバウンドするケース

先輩
寄り付き前の気配値は特売り。
どれだけ下がっていくんだろうとヒヤヒヤしていたら、なんのことはない。
寄りからどんどん上がっていき、翌日以降も上がっていくようなパターンだ。

たかし
うまく入れればおいしいやつですね!
先輩
こいつは決算発表を受けてギャップダウンしたが、グングン伸びていき、窓を埋めたあとも上がっていったケースだ。

たかし
エイミング、ゲーム株ですね!

先輩
ゲーム株の決算ではよく起こりやすい値動きだな。
織り込み済みだとしても数字が悪いとやはり一旦は売られるという動きだ。
日足チャートでそれほど崩れていないポイントで寄り付くならば、狙ってみてもいいだろうな。
もちろん日足レベルで上昇トレンドにあれば、その方が望ましい。

たかし
ゲーム株の決算なんてほとんどの人は期待してませんもんね…

先輩
ちなみにこの後、せっかく上げた株価は下がってしまうんだ。
もともとが下降トレンドの最中だったからな。トレンドを変えるほどのパワーはなかったようだな。

たかし
ゲーム株はやっぱり新作への思惑上げが最強ですよ!

上昇トレンドからの悪材料発生でリバウンドするケース

先輩
今度は明確なる上昇トレンドが発生している時、特に天井付近から悪材料が発生するパターンだ。
悪材料が発生してもトレンドが転換していなければ、これはかなり期待できるといっていい。
なぜなら上昇トレンドにある限りは買い目線であるべきであり、テクニカルトレーダーは絶好の押し目として買ってくる可能性が高いからだ。

たかし
トレンドの判定はもちろんダウ理論によって判定するんですよね?

先輩
そういうことだ。上昇トレンドの中にあるならば、悪材料が出ようがただの押し目として考えて買っていけばいい。

たかし
押し安値のサポートが割れるまでは怖がることはないということですね。
先輩
上昇トレンドを築き、順調に上がっていたが、天井で増資の発表。
まあアンジェスはなにかとうさんくさい銘柄だが、寄り付きから見事に買われ、3日目にはあと4円届かなかったもののきっちり窓埋めしたような形となった。
これだけきれいにテクニカルに動いてくれると、増資額がいくらで、希薄化がどれだけか、など考えるのも馬鹿らしく感じてしまうものだな。

たかし
某女史銘柄…w
でもほんときれいな押し目になってくれてますねー。デイトレでもスイングでもかなり取れそうな動きです。

先輩
まあたまたまアンジェスがいいチャートだったからピックアップしたけどな、バイオの持ち越しはあまりおすすめはできないぜ?

たかし
ネットで買い煽りがされているようなものは特に危ないですね…
先輩
これも天井圏から増資の発表を受けてギャップダウンしたパターンだ。
このケースは増資発表の翌日は寄らずのストップ安になった。
そのためなのか、少し下への方向が強まって前回のレンジ下限である609円あたりの価格帯を、ちょこっとだけ下回ってしまったな。
リバウンドの動きになるのにも1週間ちょっと時間がかかっている。

たかし
でもそこからのリバウンド、というかものすごい上昇になってますね!

先輩
まあ好材料が出たこともあったんだが、結局はギリギリのラインで上昇トレンドを維持し、そのままトレンドが続いて上がっていったという形になったわけだ。
前回のもみ合いレンジの下限を少し割ってしまったからな、トレンド判定が難しいとこではあるが。

たかし
掲示板なんかは増資発表直後はお通夜状態なんですけどねえ、流されてはいけませんね。

特大の悪材料で大幅に下落するケース

先輩
年に数回程度しかないだろうが、事件や事故、不祥事などで大幅に下落するパターンだ。
2018年のTATERUとスルガ銀行を例にあげるなら、最高値から80%以上も下落したことになるな。

たかし
恐ろしい数字ですね、このような銘柄はどこまで下がるのかわからないので、難しいのでは?

先輩
そうだな、大事なのはエントリーをあせらないこと、また利確は早めに行うことだろう。
ストップ安が連続で続くような動きの時、寄った瞬間に買おうとすれば更なる下落に巻き込まれたりするものだ。
じっくり監視し、明確に反発の動きを見せてからのエントリーでも全然遅くはない。
また、その日は切り返したとしても、まだまだ底入れしたかはわからない。利確はなるべく早く、できればデイトレでその日のうちに決済しておくことをおすすめする。

たかし
大きなリバウンドを狙うわけだから、遅いエントリー、早い利確でも十分利益が見込めるわけですね。

先輩
TATERUなんかは安値327円から高値854円まで、数日で実に2.6倍にもなっているからな!
この上昇幅すべてを狙うとなればかなり難しい話になるが、この大きな上昇幅の中のほんの1波でもいいから取る、という意識で狙えばいいのさ。
ただし、当然トレンドに対して明らかに逆張りになっているので、いつまた下降の波が襲ってくるかわからない、という警戒は怠るな!

たかし
あれだけ下がれば当然のリバウンドなのかもしれませんね。たしかにじっくり簡単なとこだけ狙えば難易度はだいぶ下がりそうです。

デイトレでザラ場中に悪材料が発生するケース

先輩
大引け後だけでなく、ザラ場中にも悪材料が発生し、瞬間的に大きく値が動くことがある。

たかし
ザラ場中になんか発表するのやめてほしいですよね。昼持ち越すのも怖いですもん。

先輩
まあたしかに突然の発表は対処のしようもない。だが、決算発表などはあらかじめタイミングがわかっているし、何か大きく動きそうなイベントを控えているかどうか、という情報は知っておいた方が身のためだ。

たかし
こういう時は掲示板も役に立ちますね。

先輩
何の情報も持たずデイトレをしていると、こんな値動きで大やられしてしまうぞ。
これは9時55分に株主総会の決議発表を開示したんだがな、いやはやなかなか凄まじい動きだよなあ。

たかし
すごいですねこれ…特売りになってストップ安貼りつきになったんでしょうね。
でもそこからリバウンドしてるのがまたすごい。

先輩
ああ、きっちり窓埋めしてるのが笑えるよな。
ストップ安で買えれば爆益だろうが、さすがにリスクが高すぎるな。また一瞬でストップ安にいつ持ってかれてもおかしくない動きだ。

たかし
しかし天井付近で持ってた人はかなり痛い目にあいましたね。
先輩
だがビートの日足を見てみろ。
下降トレンドの真っただ中だ。なにもこういう日足チャートで買いむかう必要なんかそもそもないんだよ。
とんでもない大暴落ってのは、上昇トレンドの中でいきなり起こるのではなく、下降トレンドの中で起きるケースの方が断然多いもんだ。

たかし
なるほど、トレンドフォローの重要性をあらためて感じるチャートですね。

悪材料が出た時の考え方まとめ

先輩
今回は悪材料が出た時の戦い方について話してきた。
悪材料が出るとどうしても初心者はその銘柄を敬遠し、監視することをやめてしまう。
だが実際は多くのチャンスがそこには潜んでいたりするものだ。
今回紹介したもののなかには、値動きが難しく、リスクが高いものもあっただろうが、上昇トレンドからの悪材料発生などは、初心者の人でも積極的にエントリーしてもらいたいと思う。

たかし
材料の中身だけで判断するのではなく、値動き、トレンドをしっかり見ていこう!

雑談コーナー

先輩
おい、面白い記事を見つけてきたぜ!
大きな不祥事があった会社の不祥事発覚前の値段、発覚後の最安値、現在(2018年10月4日)の価格のまとめだ。

たかし
こ、これは!!
タカタは上場廃止になってしまいましたけど、他は安値で買ってればすごいことになってますね…

先輩
タカタも最後はマネーゲーム化してすごい仕手戦になってたけどなあ。
しかしオリンパスはこれ長期とはいえ株価10倍かよ。胸が熱くなるな!

たかし
バリュー投資家がもしや最強なのでは?

先輩
そういう可能性もあるな。彼らは各会社のバランスシートや決算書を余すことなく見ているからな、こういう安値でしっかり買えているのかもしれんな。

たかし
テクニカルトレーダーから転向しようかなあ

先輩
やめとけ。おまえの頭じゃ無理だ!
てかそんなことができる頭があるなら、とっくに何かで成功してて、ここにはいねーだろ!w

たかし
冗談ですよ。
そこまで言わなくても…

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