先輩
今週はギャップアップでスタートし、そこからは小幅の値動きで推移する形となった。
たかし
大型連休を控え、手仕舞い売りなどが予測されるなか、先週からの上昇の流れを継続していますね。
日経平均は続伸も、やや伸びが鈍化か?

たかし
第5波であれば、そろそろ天井、つまり波の切り替わりに注意すべきという話でしたね。

先輩
そして、この第5波の中身を日経平均先物の60分足チャートで見てみると
この第5波はトライアングルのブレイクから始まっており、現在第5波の中の3波目にいるものと思われる。
この第5波はトライアングルのブレイクから始まっており、現在第5波の中の3波目にいるものと思われる。
たかし
今週は細かい値動きでしたが、第3波の中であることを考えれば、また急上昇するような動きも想定しておくべきでしょうね。
先輩
やはり第3波というのは最も強い波動であることが多いからな。
安易にショートをいれるべき位置ではないだろう。
また来週以降に調整が入ってきても、まだ第5波の中の第4波である、という可能性も考慮しながらチャートを見ていくといいだろう。
安易にショートをいれるべき位置ではないだろう。
また来週以降に調整が入ってきても、まだ第5波の中の第4波である、という可能性も考慮しながらチャートを見ていくといいだろう。
たかし
その場合は最後の買い場、ということになるのかもしれませんね。
膨らみ続けるダブルインバース
先輩
今週はあまりチャート的には言及することも多くないので、ダブルインバースの話でもしていこうと思う。
たかし
かなりダブルインバースの買いが積みあがっているという話でしたが、今現在もそうなんでしょうか?

先輩
これは(1357)日経ダブルインバースの信用残高の推移だが、信用買い残が年初から毎週毎週、現在に至るまで増え続けていることがわかる。
たかし
この2週間でさらに増えたんですね。
この状況で暴落など起きるはずがないという声もよく聞こえてきますね。
この状況で暴落など起きるはずがないという声もよく聞こえてきますね。
先輩
たしかに、多くの個人がダブルインバースを買いまくっているのだとすれば、個人の思う方向に相場が簡単に動くとは思いにくい。
ただ、高値圏であることは間違いないので、そのあたりはあまり先入観を持ちすぎず見ていくべきだろうな。
ただ、高値圏であることは間違いないので、そのあたりはあまり先入観を持ちすぎず見ていくべきだろうな。
たかし
これだけダブルインバースが買われてきたことは、今まであったのでしょうか?

先輩
ダブルインバースの買い残は現在、史上最大だという話だが、それ以前は2017年の10月~11月あたりが最大だったようだな。
たかし
この時も3600万株ほどの信用買い残となっているので、今と同じぐらいの水準であることがわかりますね。
先輩
では、この時の株価はどのような位置だったのか?
またこの後どのような動きになったのか、日経平均の週足チャートで見ていこう。
またこの後どのような動きになったのか、日経平均の週足チャートで見ていこう。

たかし
ふむふむ、21000円の節目をブレイクしてきたところですね。
先輩
この後からはダブルインバースの信用買い残も減っていく流れになっていくわけだが、株価を見ればまだ売り方を踏みあげるような動きになっていることがわかる。
たかし
22000円あたりで買い残がもっとも積まれたけど、そこから24000円あたりまでは踏みあげる動きが続き、それからようやく大きな調整が起きたわけですね。
先輩
2018年の2月~3月は4000円近くの大幅調整があったわけだが、大量に積まれていたダブルインバースの信用買い残が、ある程度は解消されてから大幅調整が起きていることはよく覚えておこう。

たかし
なるほどー、ダブルインバースの信用買い残はピーク時から3分の1ほど減り、信用倍率も12~13倍と急に整理されましたね。
だからこそその後の大きな調整につながる、ということなんですね。
だからこそその後の大きな調整につながる、ということなんですね。
先輩
ま、今回も同じようになるかどうかはわからないけどな、過去の歴史にならうというのは大事なアプローチのやり方だ。
現在のダブルインバースの信用買い残が、前回のピーク時と同じ水準にあるというのはとても興味深いね。
現在のダブルインバースの信用買い残が、前回のピーク時と同じ水準にあるというのはとても興味深いね。
たかし
ダブルインバースの信用買い残の推移を注視してみたいと思います。
任天堂は中国でスイッチ発売
先輩
今週大きく動いた銘柄の1つが任天堂だ。
テンセントとの提携を通じて、中国でスイッチが発売されるという報道があった。
テンセントとの提携を通じて、中国でスイッチが発売されるという報道があった。
たかし
株価も大きく上昇し、出来高もかなりできていましたね。

先輩
週足チャートを見てみても、下降の5波動を経てからの反転ということで、トレンド転換の兆しは強く見られる。
たかし
最近は注目されていませんでしたが、多くの銘柄が年始から上昇していたのを考えれば、任天堂は出遅れ銘柄でもあったんですね。
先輩
すでにチェックしている人も多いと思うが、任天堂関連、スイッチ関連の銘柄も動意づいており、このあたりも引き続き見ていくといいかと思う。
たかし
ゲームセクター全体が活況になればいいですねー。
今週の相場まとめ
先輩
今週も上昇の流れを継続する形となった。
いよいよ来週は大型連休を控えた週となる。
リスクオフの流れが起きるのか、はたまたその思惑を利用してさらに踏みあげる動きとなるのか。
いよいよ来週は大型連休を控えた週となる。
リスクオフの流れが起きるのか、はたまたその思惑を利用してさらに踏みあげる動きとなるのか。
たかし
今週もお疲れ様でした。