チャート分析

8月5週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週は、先週末の大きな下落に対してどのような動きになっていくのか注目されたが、結局は1週間を通してリバウンドしていくような流れとなったな。

たかし
日経平均20000円付近は今回も強い抵抗帯として機能したようですね。

米中貿易摩擦は不安と期待の連続へ

先輩
今週も相場を動かすようなニュースとしてはそれほど多くはなく、米中貿易問題の不安が後退するというムードが強まっていった1週間だったな。

たかし
米中貿易問題は先週は激化していましたが、今週は一転して交渉再開の期待が広まっているようですね。

米国株、ダウ3日続伸 41ドル高 米中貿易協議への期待で
先輩
しかし何か決まったわけでもないのによくリバウンドしたもんだ。
この茶番劇は一体いつまで続くのか。

たかし
今度はまた米中問題の激化を心配しなきゃいけない、ということですかね。

先輩
いつものことだが、トランプ大統領のツイート1つで一気に動いたりするんだろうから、来週はまた警戒しておいた方がいいだろうね。
また、トランプ大統領は週末に9月1日から発動する中国への追加関税は予定通りに行うと発表した。

トランプ政権、対中追加関税を9月1日発動-「予定通りだ」と大統領
たかし
こちらは予定通りということなのでサプライズは無いでしょうが、多少は相場に影響があるのかどうか。
来週も米中問題1色といった感じになるのでしょうか。

先輩
もう1つ、そろそろ9月17~18日に開催されるFOMCも相場を動かす材料となってきそうだな。

米追加緩和必要か未定、7月利下げの影響を注視=米リッチモンド連銀総裁
たかし
7月の利下げに続いて今回も利下げはあるのか、ということが注目されますね。

先輩
今のところはどっちつかずといった雰囲気だと思うから、これからあらゆる指標によってその雰囲気が変わっていくかもしれないな。

たかし
となると、来週末のアメリカの雇用統計はかなり注目されそうですね。

先輩
そうだな、雇用統計以外の各国の指標発表も少し注目しておきたいところだ。
それから、雇用統計発表の同日にパウエル議長の発言もありそうだから、合わせて週末は要注意だな。

米FRB議長が経済見通しに関して討論-9月6日にチューリヒで
たかし
下がるリスクの方をどうしても考えがちですが、さらに上昇するイメージもしておくべきでしょうか?

日経平均はレンジ上限に再び回帰

先輩
そうだなー、たしかに今週のリバウンドはけっこう強い上昇で、もう少し上昇するのではないかという雰囲気はやや強まったように感じる。
ただ、現状は日経平均20100円~20800円あたりのレンジ内にまだ収まっていると考えるべきだろう。


たかし
ということは今の価格帯はレンジの上限だという可能性もありますね。

先輩
うむ、先週の相場分析では、日経平均はヘッドアンドショルダ―の、NYダウはダブルトップのチャートパターンになることを警戒すべきだと話してきたが、これらを否定するような上昇となった。
なので先週までよりかは暴落の可能性は弱まったとは思うが、依然としてトレンドは下なので上値を買っていくのはリスクが高いだろう。

たかし
ふむふむ、ひとまずはこのレンジを上抜けるのか、またレンジが続くのか、といったところですかね。

先輩
ただレンジを多少上抜けても、またすぐに21000円どころの抵抗帯が存在するからな、やはり上値は重いだろうという印象ではある。

たかし
大きく上昇するには、今週のように何かしら材料が必要になってきそうですね。

先輩
今週はけっこうきれいな形だったな。
こちらは日経平均先物の60分足チャートだが、週初は1番安いところから始まり、きれいなN字型の波形をつくっていった。

たかし
一旦波の形は出来上がったのかな、というところですね。
それともこのあと第4波、第5波と続くのか。

先輩
エリオット波動的に第何波か、というのは置いておいて、最初の26日の上昇と続く29日の上昇、いずれも米中に関する前向きな材料が報道されて上昇するという形になった。

たかし
20300円あたりから約500円も上昇したのは少し驚きましたね。

先輩
まあこれフラッグチャートパターンでけっこう教科書的な動きになったね。
メジャートレンドは下だから、ロングしていくのはやや抵抗はあるが、素直にセオリーに従ってついていくというのも大事だということだな。

たかし
報道が出てから200円以上も上がっていますから、報道を見てからエントリーしてもけっこうな利益になっていたことになりますねー。

先輩
フラッグのチャートパターンも、ブレイクしたらフラッグの値幅分は動く、というのがセオリーだ。
なので今回もフラッグのブレイクから200円は上昇するだろう、と見れていればいいだろう。


たかし
フラッグのブレイクは、そのまま勢いよく抜けていく場合と、1度押しや戻りをつけてからブレイクする場合がありますね。
今回は勢いよく抜けていく形となりました。

NYダウはレンジ内ではあるもののやや強い形へ

先輩
NYダウも日経平均同様に、今週はやや強い形になり、さらなる上昇が望めそうな形になってきたが、まだレンジの範囲である可能性は残っている。


たかし
こちらはNYダウの週足チャートですね。
3週続いて方向感に欠ける動きでしたが、今週は強い陽線の形となりましたね。

先輩
先週まではダブルトップの形状になってさらに安値を更新するイメージを持っていたが、それは今週否定されることになった。
となるといくつかシナリオは考えられるような形になってきたなという印象を持っている。
こちらはNYダウの日足チャートだが、例えば逆三尊のようなチャートパターンになり、上昇していくとか。


たかし
NYダウは上昇トレンドですから、いずれ最高値をまた取りに来ても不思議ではありませんね。

先輩
それから、現在の広いレンジの動きが続いていき、さらにどこかで安値を更新する下落が起きるというイメージも持っておきたい。

たかし
なかなか難しい形になってきましたね。

先輩
こちらの方が個人的にはきれいなチャートになるんじゃないかなと思っているが。

今週の相場分析まとめ

先輩
急落とリバウンドを繰り返す相場が続いている。
いいポイントでエントリーをすれば簡単に稼げる反面、中途半端な位置でエントリーをすると比較的負けやすい相場になっている。
逆張り好きの個人投資家はここのところのレンジ相場ではかなり勝っているというデータも出ている。
ただ、レンジ相場はいつまでも続くものではない、ということは忘れないでおきたい。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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