チャート分析

8月1週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週はFOMCを控えていた週前半は強さを見せていたが、FOMC通過後は下落する流れとなり、さらに週末は一気に下方向へ動いてきた。

たかし
今週は大きな動きがあるだろうとは思われていましたが、週末に一気に動く形になりましたね。

市場のテーマは利下げから再び米中貿易摩擦へ

先輩
今週はいろいろあったなー。

たかし
毎回そうですが、動く時は一気に動きますね。

先輩
今週の流れを少し整理してみようか。
まず、7月30日(火)は日銀が現状維持を発表し、若干ながら相場に失望売りが出た。

日銀 金融緩和を維持 米欧の政策を“様子見

たかし
まあ予想通りではありますが、日銀はもう打つ手があまりないと言われていますので、今後が心配されるところですね。

先輩
必要な時には躊躇なく追加的な措置を取る、というセリフを言いすぎてもはや何の効果も無くなってる感じはするよな。

たかし
この日は米中の貿易交渉が再開された日でもありましたね。

米中貿易協議が再開、合意の見通し立たず
先輩
大したことは決まらないだろうと見られていたが、トランプが急にツイートを連続で発信し出したのは驚いたな。

たかし
交渉中なのに、中国を批判するような内容でしたからね。

先輩
今思えばこの時から怪しい空気は漂っていたわけだなw

たかし
そして、31日(水)にはFOMCがありました。

先輩
大方の予想通り0.25bpの利下げとなったわけだが、注目されたのは今後の利下げ観測だった。
今後の利下げに対して積極的なのか消極的なのか、ということが注目されたわけだが、ここは明言を避ける形となった。
まあ当然のことだとは思うんだがな。

FRB10年半ぶり利下げ 早くも追加緩和圧力
たかし
利下げに対し積極的ではない、と判断されてNYダウは失望売りが入ってきましたね。

先輩
トランプも批判してたな。
トランプとしてはもっとダウを上昇させてから貿易摩擦を起こそうというシナリオだったんだろうか。
ま、どういう結果になったとしても、相場は下落するシナリオだったんじゃないかと思ってしまうね。

たかし
FOMC通過後の失望売りがありましたが、日経平均は強くリバウンドをしましたね。

先輩
今月限はおおまかに分けて海外勢が買いで国内勢が売り、という構図になっているんだよな。
この辺りが強いリバウンドの要因となっているのかなとは思う。
今週は21087円で日経平均は引けているわけだが、来週また大きくリバウンドする可能性も現状ではまだ十分考えられる。
日々の海外勢のポジションの変化を来週は特に注目したいところだな。

たかし
強いリバウンドを見せた日経平均も、1日(木)の米中貿易摩擦のネタには巻き込まれてしまいましたね。

日本株は大幅反落、米中摩擦激化と円高-輸出や素材など全業種安い
先輩
トランプは株価を気にしていることは間違いないから、一方的にダウを下げ続けるような事はしないだろうなとは思う。
今後もトランプの発言1つで上下するような相場が続くんだろう。

たかし
市場のテーマは利下げからトランプ発言へと変わったわけですね。

先輩
そういえば北朝鮮も便乗するような感じでミサイルを飛ばし出したね。

北朝鮮、また飛翔体を発射 1週間で3回目
たかし
アメリカは容認してるようですが、これで本当にいいのだろうか…

先輩
毎回だけど、絶対ショートしてからミサイル飛ばしてるよなw
相場をさらに下げようとしてるのかもしれないけど、今回は大して影響ないんだから止めてほしいもんだ。

日経平均はダブルトップかレンジなのか

先輩
ここからはチャートを見ていこうと思う。
先週の相場分析では、日経平均はダブルトップチャートパターンを形成して下がるか、レンジ相場が続いていく可能性があると話してきた。
で、今回の下落もやはりレンジの下限あたりで止まり、どちらになっていくかはまだわからない段階だ。


たかし
これは日経平均の週足チャートですね。
今週は大きな下落になりましたが、オレンジのレンジの中で価格はまだ収まっているようです。

先輩
さらに日足チャートで見ていってもわかると思うが、これまで21000円割れの水準は買われてきたので、今回も一気にその水準を割るまでにはまだ至っていない。


たかし
レンジの下限の20900円あたりのアクションを、来週は見ていきたいところですね。

先輩
うむ、ただ金曜日の夜間では、日経平均先物は20750円まで下がる場面があり、結局は20900円で引けている。
つまり先物ベースで見ると、すでにレンジの下限は割ってきた状態にある。

たかし
んー、となるとレンジ相場が続くというイメージは弱まりますかね。

先輩
どちらかと言うとダブルトップを形成して、さらに下がっていくイメージの方が強いかな。
ただ、来週果たしてどれだけリバウンドの上昇があるのかがわからない。
売りで狙う場合は、ほとんどリバウンドなく下がり続ける、という動きが一番エントリーしにくい動きとなるだろうな。

たかし
リバウンドがあれば売りエントリーを狙っていくべきなんですね?

先輩
仮にダブルトップだとしたら、押し安値をブレイクした非常に強い売りサインだからな。

たかし
そうか、先物はすでにこういった形になってますもんね。

先輩
まずは週明けに一旦の底をつけるかどうかを見ていくべきだろう。
下落の波動がまだ続いているなら、まだ安値を更新していく動きとなるだろうし。
仮にしっかりリバウンドをしていくようなら、フィボナッチリトレースメントなども参考にしながら、売りエントリーを探っていけばいい。

たかし
やっぱり上のイラストのように、50%~61・8%ぐらい戻したところから下がる形が狙いやすいですね。

先輩
そうだな、結果的に右肩下がりのヘッドアンドショルダーみたいになれば狙いやすい。
ただ、さっきも言ったようにリバウンドが全然ないかもしれないし、レンジが続いて前回高値まで全戻し、というシナリオもイメージしておこう。
SQ週だし、そういった裏をかくような動きがまたあるかもしれないな。

たかし
そうか、来週はSQでしたね。

先輩
海外勢は買いが多いからな、そこは忘れないようにしておこう。

NYダウは大きなトレンドラインに注目

先輩
NYダウがどこまで下がるのか、これはかなり予想が難しいのだが、注目すべきは以前話した年始から続いている長期のトレンドラインだと思っている。
週足チャートでストキャスティクスなんかを見ていると、まだまだ下げそうに見えるが、このトレンドラインでのアクションはしっかり見ていきたいところだろう。

たかし
先週でストキャスティクスが下向きに転換してきた、という話でした。
今週は大きな下落になりましたが、ストキャスティクスの水準で言えばまだまだ買われすぎゾーンなので、注意が必要ですね。

先輩
このトレンドラインは、ただ2点だけを結んだラインだから大したものではないんだけど、やっぱり明確に割ってきたら嫌な流れになっていきそうではあるね。

たかし
あ、そういえば先週話していたヒンデンブルクオーメンがまた2日に点灯していますね。


先輩
短期間に複数回点灯ってのは嫌な感じだなー。

今週の相場分析まとめ

先輩
今回の下落はイベント直後のタイミングということで、比較的狙いやすかったのではないかと思う。

たかし
たしかに、爆益報告をよく見かけるような。

先輩
今回のようなボーナスチャンスをしっかり取っていくことは長期的に勝っていくには絶対必要だろう。
今回、どれだけ下落の予兆があったのか、いま一度まとめてみたいと思う。

・5波動形成(日経平均)
・ダブルトップ形成(日経平均)
・出来高、売買代金の低い上昇(日経平均)
・最高値更新からボラ低下(ダウ)
・ヒンデンブルクオーメン点灯(ダウ)
・オシレーター売りサイン(ダウ)
・重要イベント(ダウ)
たかし
今回うまく乗れなかった人も、今回の動きを参考にしてまた次のチャンスを狙いましょう。

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