チャート分析

8月2週の日経平均、NYダウを分析する

投稿日:

先輩
先週末の強い下落の動きを今週も継続し、今週は下方向への動きがかなり強い状態でスタートした。
しかしながら、火曜日からようやくリバウンドの動きが見られ、上下しながらもそのリバウンドが週末まで継続されているような状況だ。

たかし
前回安値は6月4日の20289円でしたが、その価格をさらに下に抜けたことによって投げ売りが加速するオーバーシュートのような動きになっていたようでしたね。

米中の貿易摩擦は各国へ波及か

先輩
今週の動きとしては、先週と同様に米中貿易摩擦の不安感や警戒感の中で動いていたなという印象だ。

たかし
日本市場は、月、火と下げ続けてどうなることかと思いましたが、なんとかリバウンドしてくれて良かったですね。

先輩
火曜日の安値はかなり行き過ぎだとは思うんだが、今週はSQ週だったからな、狙い撃ちしてきた機関があったのかもしれないなー。

たかし
リバウンドはしているものの、依然として米中の貿易問題に進展は無さそうですね。

先輩
米中問題に関連して、アメリカの長期金利は急低下していて、主要国は各国が利下げを行っている。
米長期金利が急低下
たかし
基本的には長期金利が低下すれば、株式に資金が流入するんですけどね。

先輩
うむ、だが今回はやはり米中問題が大きい。
世界的なリセッション入りが懸念されて、株式から債券へという動きも見られているようだな。
コラム:世界経済は既にリセッション入り、循環指標が示唆
たかし
各国の経済指標などもよく見ておく必要がありそうですね。

先輩
そうそう、それで今週は中国の経済指標がかなり注目されていたようだね。
日々の人民元基準値の動向と、今週は中国の7月貿易収支が特に注目された。

たかし
人民元は連日引き上げ続けているようですね。

中国がまたも人民元基準値を引上げ、米が中国製家具に懲罰関税
先輩
つまりは元安ってことなんだけど、どこまで行くのかということが来週も注目されそうだな。
ただ、7月の貿易収支の方は予想外に輸出が好調なようで、これが市場にも好感されたようだな。

中国7月輸出は予想外の増加、3月以来の高い伸び 輸入は減少
たかし
中国の株式市場の動きも、しばらくは見ておいた方が良さそうですね。

先輩
そうだな、2015年のチャイナショックの時なんかは、日経平均もまさに中国市場に連動する動きとなっていたからな。
中国市場がオープンすると同時に暴落する、なんてこともザラだったからなー、あれにはまいったよ。

たかし
上海市場は10時からですから、それまで様子を見なきゃいけないっていうのはつらいですね。

日経平均は今週長い下ヒゲ陰線

先輩
では日経平均のチャートを見ていこう。
先週の相場分析では、21000円付近のところでレンジになるのか、また反発があるのか、それともほとんど戻らずさらに下を目指すのか見ておくべきだと話してきた。

たかし
結局はほとんど戻らず、どんどん下がっていくような形になりましたね。

先輩
んー、一番エントリーしにくい形になっちゃったな。
売りで追撃してれば簡単に取れた相場なんだろうけど、大きくリバウンドする可能性もあった位置だから、そう簡単ではなかっただろう。

たかし
SNS見てたら、けっこうロングでやられてしまった人は多かったみたいですね。

先輩
なんだか株も為替も大物トレーダーがめちゃくちゃ負けまくってる書き込みをよく見かけたな。
まあ、すぐ取り戻すだろって感じで見てるけどw
たしかに、今回の下落はかなりオーバーシュートした感じはあるからね。
でも、結果を見るとやっぱりテクニカルの基本通りに動いたのかなとは思う。
株価は節目から節目へ動き、注目される節目を更新すると反対売買が入ってくる、というセオリーだ。

たかし
今回は21000円の節目ではなく、6月4日の安値20289円が意識されたということですね。

先輩
先物ベースでは20000円を割るところまでいったからな。
そこでロングを入れた人は相当うまいと言えるだろう。
ただ、狙いたいのはやはり戻り売りのエントリーだ。

たかし
今週のリバウンドの流れが、来週はどこまで続くのか注目ですね。

先輩
先ほどの日足チャートを見てみると、火曜日は強い陽線となったし、ストキャスティクスも売られすぎゾーンから1度反発する形となっている。
それなりにリバウンドしそうな形には見えるが、なにしろ一気に急落してきた後のリバウンドだからな。

たかし
急落後のリバウンドは弱い傾向があるんでしょうか?

先輩
うむ、フィボナッチリトレースメントでいえば、23.6%38.2%のリバウンドが多いとされている。
もうすでに38.2%の水準までは1度戻ったから、ここからさらに下がる可能性も十分あるとは思う。


たかし
なるほど、5月の急落時も38.2%の戻しだったんですねー。

先輩
日経平均の週足チャートを見てみても、今週は下ヒゲが長めの陰線で、ここからのリバウンドの可能性もそれなりにありそうだが、同時にまだまだ来週も続落する可能性も高そうに見える。

たかし
ストキャスティクスを見ても、まだ中間付近ですからね、かなり微妙な位置ではありますね。

先輩
リバウンドを狙って売りエントリーを狙うべきだが、天井はしっかり見極めたい、といった感じだな。
まあ、とにかく大きな流れを常に意識したいね。
今は安易なロングは厳禁だ。

たかし
大暴落が有り得るってずっと言ってますもんね。

先輩
年始ぐらいからずっと言ってたかもしれないけど、最悪はこのような形で15000円台まで落ちる、というシナリオはずーっと持ってるからね。
まあこんな直線的な動きではないだろうけど。

たかし
15000円台というのは、まだまだイメージがわかないですね。

NYダウは強いリバウンドで調整完了か?

先輩
NYダウだが、ここまでは大体イメージ通りにきたかなと思っているが、ここからはちょっと判断が難しい印象だ。調整完了となったのか、さらに続落するのか、なんともわからない位置だと思う。

たかし
先週言っていた、年始から続くトレンドラインまでしっかり下がってきましたね。

先輩
そうだなー週足チャートで見ると、下ヒゲで少し割ってしまったものの、やっぱり反発してきたかってところだな。
こういったトレンドラインは1回は反発する習性があるから、しっかり利用していくといいだろう。


たかし
週足では長い下ヒゲ陽線となり、反発しそうな形ではありますが、ストキャスティクスなんかはまだまだ怖い位置ですねー。

先輩
そうなんだよな。日経同様、ここはちょっと動きを見たいところではあるが、忘れてはいけないのはダウは上昇トレンドであるということだ。
現在の値動きは、いずれまた最高値を更新する間の押し目だと考えるべきだろう。

たかし
そうですね、日経平均は下降トレンドなので、同じように考えてはいけませんね。

先輩
こちらは日足チャートだが、こういった形で続落してくることもイメージしておきたいね。

たかし
ヒンデンブルクオーメンもまだ点灯中なので、注意しましょう。


先輩
しかし今回は8月2日にヒンデンブルクオーメンが点灯して、すぐに下落していったからなー。
少しイージーすぎるな。

たかし
今回の動きでますますヒンデンブルクオーメンは注目されていきそうですね。

先輩
みんなが注目し出すと今度は機能しなくなるもんだからなあ、あまりイージーに機能しないでほしかったってのが本音かなw

今週の相場分析まとめ

先輩
ひとまずはリバウンドの動きが見られたが、まだまだ気の抜けない展開が続くだろう。
ロングポジションは特に慎重になることを強くおすすめする。

たかし
今週もお疲れ様でした。

-チャート分析

Copyright© 先輩トレーダーから学ぶ株の勝ち方 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.