チャート分析

8月3週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週は強いリバウンドもあり、またそれを全て打ち消すような下落もあったような方向感の難しい動きとなったな。

たかし
日本はお盆の時期で閑散相場かと思っていましたが、割と大きく相場は動いていましたね。

米中問題と長期金利

先輩
今週はアメリカの中国に対する追加関税の一部延期と、逆イールドの材料で大きく動いたな。

たかし
アメリカは13日、パソコンや携帯電話など、一部の製品に対しての関税を延期することを発表しましたね。

米、対中追加関税を一部延期 パソコンや携帯電話など
先輩
またしてもトランプ大統領の動向で大きく相場が動かされたわけだが、これはかなり大きなリバウンドとなったね。

たかし
日経平均先物も、夜間でしたが2時間ほどで約500円も上昇していましたからね。

先輩
しかしこの上昇が、次の日には全て無かったことになる。
いわゆる全戻しの動きとなってしまった。

たかし
逆イールド発生ってやつですね。
NYダウは前日比でー800ドル、今年最大の下げ幅となってしまいました。

米国株が急落、ダウ800ドル安-逆イールドに
先輩
逆イールドってのは、長期金利より短期金利の利回りが高くなってしまう現象のことだね。
まあ一般的には、利回りが10年債<2年債、となってしまう現象だ。

たかし
つまり長期的に景気は悪化していくと考えられているわけですね。

先輩
そう、簡単に言えば景気がリセッション(後退)入りしているのかどうか、ということが今もっとも注目されているわけだ。
これは当然、米中の貿易摩擦が大きく関わっているわけだが、それだけでなく世界経済が全体的に減速の兆候が見られていることによる。

たかし
んー、逆イールドが発生すると本当に景気後退が起こるのでしょうか?

先輩
逆イールド自体が発生するのが12年ぶりらしいから未知のものって感じはするけどな。
そのあたりの検証をしている記事があったから、参考にしてみるといいだろう。
逆イールドの解説もわかりやすくしてくれているので、非常に理解しやすいのではないかと思う。

株の急落を引き起こした「逆イールド」とは?
たかし
なるほど、この記事によれば逆イールド発生後は必ず景気後退の期間がおとずれると。

先輩
さて、この逆イールドで暴落した市場だったが、週末にかけてはまたリバウンドを見せている。

たかし
ドイツの財政出動のニュースなどが好感されて、NYダウはまた強い上昇を見せましたね。

米国株は大幅高、ドイツ財政出動巡る報道で資金回帰
先輩
なんだか慌ただしい相場だなー。
結局リセッションに対する備えってことなんだろうし、そんなにリバウンドする材料なのかという感じはするが。

たかし
ニュースに対して敏感に動くことが多くなってきていますよね。

日経平均は上下に動いて十字線の形

先輩
ここからはテクニカル分析をしていこうと思う。
先週の相場分析では日経平均はリバウンドの可能性もある形だが、続落の可能性も十分あり、様子見したいというはっきりしない事を言ったと思うが、やはり上下に動く難しい動きとなったな。

たかし
ギャップアップ、ギャップダウンの連続で窓だらけになってしまいましたね。


先輩
このオレンジの枠のレンジがしばらく続くのか、もう少しリバウンドがあるのか、さらに安値を割る下落がくるのか
現時点ではまだ微妙な形に見える。
日経平均の週足チャートも、今週は結局きれいな十字線となったからな。


たかし
となると、上にも下にもあり得る形ということになりますねー。

先輩
ただ、日経平均先物の60分足チャートは少し興味深い形となっている。


たかし
8月6日の20000円割れから、逆三尊のようなチャートパターンを形成していますね。

先輩
今現在リバウンドが続いているが、これがどこまで続くのか1つ注目したいところだな。
右肩の20750円あたりまで上昇するようなら強いリバウンドになりそうだが、現状はまだ大きく下落する可能性があるチャートだ。
なにしろネックラインを割った逆三尊の形だからな。

たかし
なるほど、来週の週初めは注目ですね。

NYダウはダブルトップの形状に注意

先輩
NYダウも日経平均と似たようなものだが、今週の週末のリバウンドが来週の週明けも続くのか注目したい。
現状は最高値から下落した値幅の50%を戻して一旦の天井をつけている。


たかし
NYダウはけっこうフィボナッチリトレースメントがピタリと機能することが多いですね。

先輩
NYダウの方もレンジの動きが続くのかもしれないが、こちらはダブルトップの形状になるのか注意したい。
NYダウの60分足チャートで見ると、現状このような形になっているからな。

たかし
あー、こちらもネックラインを割ったダブルトップ、という危険な形になる可能性がありますね。

先輩
日経平均もダウも中途半端な位置で狙いにくいところだが、やはり大きな下落の可能性は十分あるという形だ。
仮にこれらのチャートパターンが否定されるリバウンドがこの後あったとしても、ロングを狙っていくのはリスキーだと個人的には思う。

今週の相場分析まとめ

先輩
今週はニュースによって上下する動きが多かったが、いまだ方向性としてははっきりとしていない。
広めのレンジを意識した売買を心掛けることが正しいと思うが、大きなトレンド方向は下であることは忘れずに基本は戻り売り、ロングは慎重にいきたいところだと思う。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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