デイトレ

デイトレのテクニック~エリオット波動とチャートパターンの併用

投稿日:

先輩
今回もエリオット波動を中心とした、中級者以上向けの講義だ。
デイトレでチャートパターンが出現した時、素直にエントリーしていいものかと迷う人は多いと思う。

たかし
チャートパターンは形だけで判断するな、といつも習っていますが、具体的にはどのようなエントリーの判断をすればいいんでしょうか?

ブロードバンドタワーのペナントを分析する

先輩
今日(12月4日)のBBタワーは面白い動きをしていたな。

たかし
そうですね。寄り付きからギャップアップで上がり、非常に強い動きでした。

先輩
朝一大きく上げてからは、昼までペナントを形成していた。
こういうペナントは非常に強く期待がもてる場面ではあるのだが、同時に実は慎重に考えるべきところでもある。

たかし
急騰中に大きな陰線で下落した時の考え方では、BBタワーはもうおいしい部分が終わってしまったから、今から入る優位性はない、という話でしたね。

先輩
そういうこと。
だからここでは、デイトレレベルで果たしてペナントの上抜けが取れそうなのかどうか、という視点で解説を行う。
まず、前日までのBBタワーの日足チャートから見てみよう。

ブロードバンドタワーの日足チャート

先輩
まあ前回の見解と変わらずなんだが、日足チャートを見ると、現状は第3波の継続中か、もしくは第4波が始まっているかの2つだ。

たかし
第3波が短いので、まだ継続中の可能性もある、ということでしたね。

先輩
そう、同時に第4波が始まっているのであれば、けっこう強烈な下落がいきなり起こってもおかしくない場面でもある。
とりあえずスイングトレードでは、まずエントリーしたくないところだな。

たかし
この次の日にギャップアップして上昇していくわけですが、この動きはどう考えればいいんでしょうか?

先輩
うん、第3波が継続中なのであれば、前回高値の383円を超えるような強い動きになっていく。
第4波が始まっているのであれば、下降の中のリバウンドみたいな戻しだと考えられる。

たかし
規模のでかいリバウンドですねえ…w
ということは、デイトレではどうすればいいんでしょうか?

ブロードバンドタワーの5分足チャートの波動を見る

先輩
難しい場面であり、ハイリスクorハイリターンであることを認識した上で、次は5分足チャートの波動を見ていく。
先輩
こうやって波を引いて波動を見てみると、きれいに波形が出来上がっていることがわかる。
前日の昼から第1波が始まっていて、現在は第4波のペナントだという認識ができる。

たかし
これきれいな波形なんですか?
んー波のカウントを正しくできるかどうかがまず難しいですね…w

先輩
この波形はかなりきれいな方だw
最初は波動のカウントはかなり間違えるよ。
でも練習あるのみ。
オレも何千と練習してきたから、頑張れ。
エリオット波動を理解できると、上がるところと下がるところが認識できるようになるから、間違いなく収支は良くなるぞ。

たかし
わかりました!
それで、第4波のペナントだということがわかっているなら、当然第5波を狙っていくわけですね?

先輩
そういうことだな。
でもここではまだ決めつけない
なぜなら、波のカウントを間違えていれば、このペナントは下に抜けていく可能性が高いことになるからだ。

たかし
どういうことでしょう??
先輩
例えば、こんな波形を描いていた場合はどうなると思う?

たかし
あ、これだと5波のあとはa波となり、ペナントを下抜けそうですね。

先輩
日足の形を考えるなら、ペナントの後の波動がa
波なら、相当ヤバい下落がいかにも待っていそうだよな。

たかし
そうですね、でもこの波形認識は間違っているんですよね?

先輩
いや、結局どの波形認識が正解なのか、ということはこの後の結果を見てみないと断言できないことなんだよ。
だからエリオット波動は後付け理論的だと説明しているんだ。
と言っても、上のチャートの波形認識はだいぶ不自然な形だから間違ってるんだろうなー、と感じ取れるレベルになってほしいんだがな。

たかし
んーエリオット波動の各波の特徴を考えればいいんですよね??

先輩
そう。
まず第3波は出来高が最もできたところが自然だ。
それから、第2波の底と第4波の底が揃うのも不自然。
そして、第4波ではペナントが発生しやすい
これらの要素を総合的に考えれば、最初の波形認識の方がはるかに自然であると考えるんだ。

たかし
なるほど、これは訓練を頑張ります!

ペナントブレイクの利確ポイント

先輩
ペナントの上抜けを期待してエントリーする前に、ここは絶対に利確ポイントを明確に設定しておく必要があるポイントだ。
さっきも説明したが、ここは日足レベルで第4波が始まっている可能性がある場面だ。
第5波の上昇のあとはa波の下落が間違いなく来る。

たかし
特にこの銘柄は値動き激しいですからね。
利確ポイントはどこに設定したらいいんでしょうか?
先輩
1つは第1波と同じぐらい第5波も伸びるんじゃないかと考えること。
第3波は基本的には1番長いことが多いので、これを基準には考えない。
第5波が最も強いパターンも当然あるので、そういうシナリオももちろん持っておくこと。

たかし
なるほど、第1波は17円伸びましたから。第4波の底から計算すると372円ですね。

先輩
次にペナントの値幅の分だけ、ペナントの終着点から伸びるだろう、と考える。

たかし
チャートパターンの目標値の講義の考え方と同じですね。
ペナントの値幅が13円で、ペナントの終着点が359円ですから、372円ですね。
あれ、どちらも同じ価格になりましたね。

先輩
ということは、そうなる確率が高そうだな、と考えればいい。
テクニカル分析がよく機能しているチャートでは、大体その通りに動くからな。

たかし
ではとりあえず372円を目標にして、もっと強そうであれば伸ばしていく、って感じですかね。

先輩
そうだな。ただエリオット波動の各波の特徴で説明した未達成のパターンも注意しておこう。

たかし
第5波が第3波の天井に達しないパターンですね。
先輩
結局371円まで上昇し、その後えげつない動きのa波が来るという結果になった。

たかし
なるほど、チャートからこういう値動きが説明できるようにならなきゃダメなんですね。

先輩
そうだな、今言ったようなことがチャートから見る事ができれば、第5波の上昇はもちろん、a波の空売りだって取る事ができるようになるぞ。

メイコーの空売り~トライアングルを分析する

先輩
空売りのパターンも1つ解説していこう。
先輩
こんな風に、ディセンディングトライアングルを形成して引けているような銘柄には目をつけておこう。

たかし
ディセンディングトライアングルは、高値を徐々に切り下げて、下に抜けていくチャートパターンでしたね。

先輩
うむ、だがそれはあくまでも教科書的な形だけの話だ。
この時点ではまだ、次の日下に抜けていったらおいしいなーと思っておけばいい。

たかし
寄り付きを狙う講義で習った、寄り付きで保ち合いをブレイクしていくパターンですね。

先輩
このディセンディングトライアングルが本当に下に抜けそうなのかどうかを、またエリオット波動を使って見ていこう。
先輩
まず日足を見てみると、大きな下降の推進波の中にいることがわかる。
第4波の戻りがそろそろ終了し、この辺から第5波の下落が始まりそうだなーとイメージできていれば良い。

たかし
そうですね、ここのところけっこうリバウンドで戻しましたからね。

先輩
次に分足チャートを見ていくわけだが
この銘柄は5分足チャートよりも長い時間軸で波形を形成している。
30分足チャートだとこんな風に、きれいに波形をつくっていることがわかる。

たかし
第5波が終わったかどうか、ってところでディセンディングトライアングルが形成されたわけですね。

先輩
そうだな、だから第5波がまだ続いているなら、高値超えを目指して上に抜けてくるだろうし、a波が始まっているなら、下に思いっきり抜けることがイメージできる。

たかし
高値が切り下がっている状態ですから、早めにエントリーしても損切りの判断は迷わなさそうですね。

先輩
そうだな。下の値幅はありそうなので、下抜けを確認してから後追いでエントリーするのもいいだろう。
たかし
地合いも悪かったせいか、ダラダラ下げ続ける形になりましたねー。

先輩
こういう値動きになれば、朝にエントリーするだけで他に何もすることはなくなるよな。
a波の初動っていう意識があるから、多少の戻りなんか何とも思わなくなる。

たかし
うーん、そういう余裕のトレードを目指したいですね。

エリオット波動とチャートパターンの併用まとめ

先輩
チャートパターンが発生したら、全体の中のどこで発生しているのか
これを確認するだけで、そのチャートパターンが信用できるかどうかの判断がある程度つくだろう。
とまあ、口で説明するのは簡単ではあるが…
しかしエリオット波動の考え方は、飛躍的にトレードを上達させたいならぜひ習得してほしいテクニックだと思う。

たかし
波形認識、波動のカウントの訓練を頑張りましょう!

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