デイトレ

株デイトレのテクニック~窓発生時の手法について

更新日:

先輩
今回はデイトレで使える手法やテクニックについて、オレ自身も使ってるものを選りすぐって、伝授してやろう。

たかし
いよいよ実践的な話ということですね!

先輩
デイトレで使える小技は無数に存在するが、今回話していくのは窓を利用したテクニックだ。
割と王道スタイルの手法になるからな、よくよく覚えておくように。

たかし
窓というとギャップアップやギャップダウンでのことですね。

先輩
前回のデイトレの守るべきルールでも話したことだが、ギャップというのは毎日いくつもの銘柄に表れている値動きだ。
つまり、窓発生時の戦い方を学んでおけば、毎日使えるテクニックを1つ手に入れたことになる。

たかし
エントリーの機会が毎日あるのはかなり大きいですね。全然使うタイミングがこない手法も多いですからね。

ギャップによる窓とは何か

先輩
そもそも窓とは何か、なぜ起きるのか、この辺りをまずしっかり理解しておいた方がいいだろう。
株は買い目線のプレイヤーの方が多いだろうからな、今回はギャップアップの動きについて説明していくぞ。

たかし
大引け後に好材料が出た時など、翌日の朝一から買い注文が殺到して、その結果ギャップアップし、窓ができるんですよね?

先輩
そういうことだ。
ただ、特に材料が出てなくてもギャップアップすることはよくある。
ダウや為替の変動を受けて、日経平均もギャップアップし、個別銘柄も連動する場合。
テクニカル的に強いサインを出していて、それに注目した人が集まってギャップアップしする場合。
1人の大口が大きな注文をしたことによってギャップアップする場合。
まあ様々な理由が考えられるので、実際にはなぜギャップアップしているのか、というのは正確にはわからないだろうな。

たかし
ギャップアップしている理由は特に考えなくてもいいのですか?

先輩
あまり気にしない方だいいだろう。
デイトレの場合は値動きが全てだ。材料が強いか弱いか判断する必要はほとんどないと言っていい。
それよりもギャップアップしているという事実に対し、どうエントリーしていくかだけを考えればよい。

たかし
そうですね、ザラ場中に材料を調べてるようでは、チャンスを見逃してしまいそうですしね。

窓発生時の動きは3パターン

先輩
ギャップアップし、窓ができた時、その後の動きは主に3パターンに分けられる。

たかし
3パターン?

先輩
窓を完全に埋めにいくパターン
窓を埋めにいくが、完全には埋めきれず途中で切り返すパターン
窓をまったく埋めず、さらに価格が伸びていくパターン
まあ当然の話なんだがな、窓ができたからと言って、その後の値動きを決めつけないようにな。

たかし
なるほど、一般的には窓は埋まるもの、として広く知られていますよね?

先輩
そうだな。相場の格言の1つのようによく言われている言葉だな。
まあ実際たしかに埋めにいくパターンが1番多いんだろうなとは思う。
そこで、デイトレにおいてもこの窓を埋めにいく動きを利用して、エントリーを仕掛けていくやり方はとても有効な手法となる。

窓埋めを狙ったエントリー

先輩
色々とあったスルガ銀行の5分足チャートだ。
10月3日の終値は584円、そして翌日614円で寄り付き。
白い円で囲った部分になるが、30円もギャップアップしたことになる。

たかし
たしか悪材料の出尽くしで上がってるとか言われてましたよね。

先輩
ああ、上がってる材料としてはかなり怪しいもんだが、デイトレではそんなことは気にしない。
その後の値動きは見ての通り、しっかり窓を埋めてから反転上昇している。
安値579円と、5円窓埋めラインを下割ったものの、窓埋めという単純なエントリー1つで大きく勝てるという良い例だな。

たかし
ほんとですね、こういうチャートがいっぱいあったらいいのになー

先輩
もちろんこれは大成功した一例だ。
実際は窓を埋める前に反発して入れなかったり、窓を埋めても大して反発しなかったり、まったく反発しないなんてこともある。
最悪は窓を完全に埋めてもさらに勢いが止まらず下がるケースだ。
ただ、検証を行えばわかると思うが、かなりの確率で窓埋めラインでは何らかの反発はしているのは事実だ。

たかし
なるほど、窓が埋まるというのはどういう集団心理が働いているんでしょうか?

先輩
まずギャップアップしたことにより、前日から持ち越してる人はほとんど含み益が出ていて、逆に売り方はほとんど含み損な状態なわけだな。
高い値で寄ったことで、行き過ぎだろうと考える新規の売り方が空売りを仕掛けてくる。
徐々に値が下がってくると、含み益が無くなる前に利確したいという気持ちが持ち越した人たちの中で強まり、利益確定の動きが強まっていく。
窓が完全に埋まる頃、今度は含み損がチャラになった前日からの売り方がここぞとばかりに決済の買いに走る。
そして、我々のように、窓が埋まったタイミングを見計らっている新規の買い方によって値が上がっていく。

たかし
んーさすがです。とてもわかりやすい。

先輩
でも今の説明には最も重要な部分が抜けているんだ。

たかし
なんでしょうか?すべて集団心理を説明されていたように思いましたけど…

先輩
それは、窓は埋まるものと考えている人が多いからだ。
窓は埋まるものだと言う言葉が格言のように広く知られ、それによって相場参加者のほとんどが、窓は埋まるものだと思っている。
そのため、窓が埋まる理由や原理など理解してなくても、実際そういう動きになってしまう、ということだ。
ま、ややこしい話だからあまり深く考えることもないけどな!

たかし
そうか、そういうのも集団心理の1つですね。勉強になります!

始値のブレイクアウトを狙う

先輩
エントリーの講義でも話したことだが、オレはあまりブレイクアウトの手法は初心者にはお勧めしていない。
なので、このやり方もお勧めはしないのだが、こんな手法もあるという紹介程度に聞いてもらえればいいだろう。

たかし
わかりました。ギャップアップ時の始値のブレイクはなぜ有効なのでしょうか?

先輩
それは、ギャップアップして寄り付いた時、その価格は多くの出来高ができているからだ。
大抵は気配値が特買いの表示になって、なかなか寄らないだろ?
多くの出来高ができた価格帯を上抜くには強いエネルギーが必要とされるため、始値を上抜けばさらなる上昇が期待できる、というわけだ。

たかし
さっきのチャートもそのケースでしたね。
先輩
さっきのチャートにオレンジで囲った円を2つ追加したものだ。
それぞれ始値のブレイクと、高値のブレイクを示している。
この2つはかなり強いレジスタンスラインと言えるので、これらを上抜けばブレイクアウトのエントリーが可能になる。
また、この2つに価格が近づいた時にポジションを持ってれば、よく値動きを監視して利益確定の判断を行えばいいだろう。

たかし
584円でポジションを持ってれば、かなり余裕を持って利益確定の判断ができそうですね。

デイトレの窓発生時のエントリーまとめ

先輩
今回は窓ができた時の考え方やエントリーのやり方について述べてきた。
窓は毎日どこかで発生している。闇雲に窓埋めエントリーを狙う前に、ぜひ1度いろんなチャートを見て検証を行ってほしいと思う。
どのぐらいの確率で窓で反発するのか、反発の値幅はどうか、窓埋めラインでぴったり止まるのはどのぐらいあるのか、また窓埋めラインからどのくらいずれて反発するのか
あらゆる要素を日足と絡めて検証していく。
そうすればトレーダーとしての引き出しが、必ず1つ増えることになるだろう。

たかし
ギャップダウンした株を狙う手法も合わせて読んでおきましょう!

雑談コーナー

たかし
しかしスルガ銀行は怖くて全然入れませんでしたよ。

先輩
あれは少し極端な例だったな。
ほんとはしっかり日足レベルで上昇トレンドの銘柄である方が望ましい。
しかし事件や事故で大きく下がった銘柄ってのは、ああいうチャンスがあるんだよなー。

たかし
スイングトレードでは絶対手は出さないようにしますけど、デイトレであればああいう値動きは魅力的ですよね。それでも怖いけどw

先輩
事件、事故銘柄は下げ止まりまでしっかり見ること!下がれば下がるほど大きなリバウンドが望めるのだ!
ま、かくいうオレも全然見てなかったんだけどな!w

たかし
なんだ、チャートを紹介してるからてっきりまた稼ぎまくったのかと思いましたよ。

先輩
TATERUはしっかり取ったからいーんだよ!
しかしTATERUってなんで名前変わったんだろうな。インベスターズクラウドの方が絶対かっこいいじゃんな!

たかし
まー不動産らしさは断然TATERUの方が出てますけどね。

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