チャート分析

2月3週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週も上下に割と大きく動いた週だったな。
コロナウィルスの拡大による報道で下落する動きが目立つものの、一方で依然として強いリバウンドも見られるという難しい動きが続いている。

たかし
今週の日経平均は安値23133円をつけてから23806円までリバウンドを見せる動きが見られましたね。

コロナウイルスが実体経済へ与える影響

先輩
今週に入ってからは、コロナウィルスの拡大による経済的損失が注目されるようになったね。

たかし
あらゆるイベントや活動が中止や延期となっていますね。
コロナウィルスの拡大は4月~5月がピークだと言われていましたが、それまでこのような状況が続くのかもしれませんね。

先輩
こうなると東京オリンピックはどうするんだ、という議論がいずれ巻き起こるのだろうな。
今週はまず日本の10月~12月のGDP速報値が発表された。
年率換算で-6.3%というなかなかショッキングな数値であった。

10~12月期GDP、年率6.3%減 5四半期ぶりマイナス
たかし
消費増税や暖冬の影響が強かったということのようですね。

先輩
次回はコロナウィルスの影響をもろに受けるGDPということになるだろう。
今回これだけマイナスとなると、次回の数値も期待はできないだろうな。

たかし
個人消費も、間違いなく下がっているでしょうね。

先輩
GDPの数値はある程度織り込み済みであったこともあり、相場にそれほど影響を与えるものではなかったが、18日の日経平均はアップルの業績未達見通しを受けてやや強い下落が見られた。

アップルの業績未達見通し、中国への過度の依存に疑問符
たかし
アップルショックは以前もありましたが、アメリカの大手企業がきっかけとなる暴落は割と起こるパターンですからね。

先輩
コロナウィルスによる経済的損失がようやく注目されだしたかと思ったが、その後は20日にかけて強い上昇が見られた。

たかし
19日から20日にかけて急激なドル買い、円売りが起こり、これが日経平均を押し上げる形となりましたね。


先輩
まあかなりショートカバーを巻き込んでの上昇だったとは思うけど、これほどドル円が動くというのも珍しいね。
ただ、今回の円売りは日本のリセッション入りによるもの、そしてコロナウィルスによるリスクオフムードによるもの
などとも言われている。

たかし
これまではリスクオフの時は安全資産の円が買われる、というのが当たり前の動きでしたが、今回は逆なのかもしれませんね。

先輩
そういう事もあってか日経平均も23800円まで上昇したものの、その後はおよそ400円ほどあっという間に下げてしまい、週を引けている。

たかし
また難しい相場になってきました。

先輩
円安株安、となっていく可能性も考えておかなければならないし、かといってドルが弱くなっていく環境となれば円高株安、となるだろう。
まあこういう環境でも、株価はいまだ高値圏にいる、というのが最も難しくしている要因なんだけどな。

たかし
とにかくアメリカが強いですからね。

先輩
アメリカ経済は順調、という基軸があってこれまで株高が続いているわけだが、21日発表されたPMIは50ポイントを切る低水準なものとなった。
2013年以降で最も悪い数値なようだ。

米総合PMIが活動の縮小示す、13年来初-新型ウイルスが影響
たかし
コロナウィルスによる経済への影響を、今回初めて表した指標となりましたね。

先輩
アメリカはコロナウィルスにはあまり影響を受けていないのかな、という印象が個人的にはあったが、そうでもないようだ。

たかし
PMIを受けて週末のダウは下げて引けています。
アメリカ経済へどのぐらい影響が出ているのか、今後の指標も注目されそうですね。

日経平均は波の中での波 チャートパターンにも注目

先輩
今週の週足チャートは上下にやや長いヒゲをつけた陰線。
およそ500円ほど上下したわけだが、波動で見ていくと、1月17日~2月3日の動きの中で収まっている動きである。

たかし
高値も安値も更新できていない波となっていますね。


先輩
こういう時はやはりトライアングルの形をイメージしておきたいところだろう。
前回高値を超えることができなければいずれ前回安値を割っていく、という見方に変更はないが、その中身がトライアングル化している可能性はありそうだ。

たかし
トライアングルのブレイクは急な動きになりがちですからね、来週はそこをしっかり見ておきたいですね。

先輩
それからもう少し大きい目線で見ると、昨年の12月の高値から形成している山はヘッドアンドショルダーチャートパターンである可能性にも注意したい。

たかし
その場合は下落幅も相当なものになりそうですね。

先輩
もちろん高値を更新できなければ、というのが前提となるので、想定が外れればショートは即座に手仕舞いしていかなければならない。

NYダウは今週弱含みも、最高値付近での動き

先輩
NYダウは本当に難しいねー。
天井探しの相場とずっと思って見ているのだが、何度も最高値を更新してくる動きとなっている。
しかし、最高値を更新しても大きくは上昇せず、その後は調整を挟むというような動きだ。

たかし
一旦の天井が近いのか、それともまだまだ30000ドルを目指すような上昇があるのか。

先輩
個人的にはずいぶん前から29100ドル付近が目標になるという話をしてきたが、すでに上昇の値幅は取っているのではないかと考えている。
今現在は下落の前のレンジを形成中ではないか、というイメージで見ている。

たかし
28200~29500ドルあたりのレンジですね。

先輩
まああまり自信は無いとこだけどなー
一部のオシレーターのダイバージェンスは見られるものの、チャートの形的にはまだ高値を更新すると考えるべきだろうし。

たかし
コロナウィルスによる経済損失がどれほどあるのか、少し見極めたいとこではありますね。

今週の相場分析まとめ

先輩
コロナウィルスによる経済への影響が注目され、為替相場にも変化が見られた。
今後は日米両方の経済指標への注目がより一層高まりそうなので、よくチェックをしておくのがいいだろう。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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