チャート分析

1月5週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
新型コロナウイルスの感染者は日を追うごとに増えていき、その不安感が相場にも影響を与えている。

たかし
日経平均、NYダウ共に今週は下落しました。
特に週末の金曜日の下落が大きく、週明けは日経平均もギャップダウンスタートとなりそうです。

新型肺炎 拡大止まらず

先輩
新型コロナウイルス、どこまで広がり続けるんだろうか。
割と楽観的だった人も、徐々に不安を感じだしているようだね。

たかし
2月2日現在の報道では感染者は1万人を超え、死者も300人を超えているようです。

中国 新型肺炎の死者304人 患者数1万4380人に
先輩
生物兵器やらバイオテロじゃないか、といった噂も飛び交っている状態で、このあたりの真相も気になるところである。

たかし
仮にそうだとすれば、さらに大変な事態になりそうですが…

先輩
まあ憶測の域を出ない話ではあるがな。
さて今週は下落の日が多かったが、1つ強いリバウンドとなったのがWHOの緊急事態宣言だった。

WHO緊急事態宣言、新型ウイルスで-米国は中国渡航回避を勧告
たかし
んーWHOが緊急事態宣言をすれば、より深刻なものとして再認識されて、更に相場は下がりそうなものですが。

先輩
緊急事態宣言によって早期収束が期待された、と報道されていたな。
まあこの辺は値動きの方が主体だからねえ。
今回はリバウンドさせたいところだったのでこのニュースが材料として使われたけど、下げたいところであれば下がっているんだろう。

たかし
なるほど、ここでけっこうリバウンドがあったのですが、金曜日の大きな下落ですべて無かったことにされてしまいましたね。


先輩
WHOの緊急事態宣言を受けて、日本では中国への渡航を自粛するように呼び掛けた。
またアメリカでも渡航警戒レベルを4段階の最高である「レベル4」に引き上げ、米国民に渡航しないよう勧告した。

たかし
日本では渡航警戒レベルを「レベル2」としています。
アメリカとだいぶ温度差があるように見えますが、これでいいのでしょうか…

先輩
コロナウィルス以外のニュースとしては、FOMCが今週開かれたが、金利は現状維持となって相場に与える影響は限定的だった。

FOMC、政策金利を据え置き-インフレ目標達成必要とFRB議長
たかし
当面は現状維持が続くのではないかと見られていますね。

先輩
それからブレグジットがついに実行され、イギリスは47年間加盟していたEUを離脱した。

イギリス、欧州連合を離脱 47年間の関係に終止符
たかし
今後は各国との通商協議が行われるとのことで、どういう国になっていくのか、注目していきたいですね。

日経平均は上昇トレンドを終了させる下落

先輩
先週の分析では、日経平均には各オシレーターに売りのサインが現れ、NYダウも天井を示すローソク足が出てきていると説明してきた。
とはいえ、日経平均の23000円どころは少し強いサポートになりそうだと見ていた。

たかし
実際に木曜日は23000円を割ってきましたが、その後はサポートされて金曜日には大きいリバウンドが見られました。

先輩
ただアメリカの夜間の下げが強く、日経平均先物は22650円で引けている。

たかし
けっこうボラティリティが強まってきてますね。

先輩
日足チャートを見てみると、1月8日の押し安値を割ってきたということで、日足レベルの上昇トレンドが終了したということになる。


たかし
今後は下降トレンドが続いていくのでしょうか。

先輩
と言ってもまだまだ週足レベルで見てみると、高値圏に位置していることがわかる。
なので、日足レベルでは上昇トレンドが終了したが、週足レベルでは上昇トレンドが継続している、という見方もしておいた方がいいだろう。

たかし
ふむふむ、目先の下値メドなどはありますか?

先輩
今回は日足レベルでのトレンドライン、押し安値を割ってきたので、次のトレンドラインまで目指す動きとなるのではないかと考えている。


たかし
ということは21500円付近ということですね。

先輩
まあ短期的に目指すのか、もっと長期的に目指すのかで変わってくると思うけどね。
ショートする人は、しっかりと戻り値を見て仕掛けていくといいかと思う。

たかし
それにしても、今回はコロナウィルスが原因で下落が続いていますが、テクニカル的には色々とサインが出ていましたね。

先輩
そうだなー今回は比較的わかりやすかったので、けっこう大きく利益を出した人も多かったのではないだろうか。
エリオット波動における波が完成し、ダブルトップと思われるチャートパターンも見られ、オシレーターも売りサインが出てきた。
そしてNYダウにもはらみ足のような転換サインが出た。

たかし
こういう相場になると、テクニカルを勉強する重要性を再認識させられますね。

NYダウは下落も、上昇トレンドは継続中

先輩
NYダウは週末に600ドル以上の下落となっているが、こちらは日経平均とは違い明確な上昇トレンドの終了はまだ見られていない。

たかし
NYダウの上昇トレンド終了ポイントはどこになるでしょうか。

先輩
週足チャートで見てみると、10月4日の25743ドルのところだと見ていくべきだろうな。
そこまではまだまだ距離があるので、まずは2019年初めから引けるトレンドラインを見ていきたいと思う。


たかし
青の点線の部分がトレンドラインですね。

先輩
まずは27800ドルあたりまでの下落を想定し、そこから更に下がるのかどうかがポイントとなりそうだ。
ただ、以前から言っている通りだがチャートの形としては一気に下へ落ちていく可能性のある形ではあるから、そこは注意したい。

たかし
アメリカ経済は順調なだけに、あまり暴落が続くイメージが持てませんが、どうなるでしょうか。

先輩
1月28日に久々にヒンデンブルクオーメンが点灯したな。
前回は11月14日に点灯したが、いまいち大きい下げにつながるということは見られなかった。
今回はどうなるだろうか。

今週の相場分析まとめ

先輩
いよいよ長い上昇トレンドから下降トレンドに転換した可能性が出てきた。
本格的な下降トレンドになるのか、それとも長期ではまだ上昇トレンドが継続されるのか
2つのシナリオを想定しながら当分は日々のチャートを見ていく必要がありそうだ。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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