チャート分析

1月2週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
年明け早々に地政学リスクが高まり、日経平均はやや大きく上下する動きが見られたな。

たかし
イランとアメリカの緊張が一気に高まり相場は荒れましたが、今現在は収束に向かったとしてリバウンドを見せていますね。

イランとアメリカの緊張~ここまでのまとめ

先輩
今週はイラン、アメリカ問題の報道一色って感じだったなー。
これまでは米中貿易の行方によって相場が左右されていたが、一気に雰囲気が変わったような感じがするね。

たかし
日経平均は特に動きましたからねー。

先輩
NYダウを見てみると、大して下落していないが日経平均はそこそこ下がった。
ダウはそれどころか高値をさらに更新しているからなー。

たかし
日経平均も再び高値更新、となるでしょうかね。

先輩
ドル円も前回高値付近まで戻してきたし、日経平均はやや遅れているものの、前回高値まで戻す可能性は十分にありそうだ。

たかし
しかし、今回の一件が本当にこのまま収束するのかどうかはわからないですよね。

先輩
そうだな、ほとんどの人はニュースで今回の件をしっかり追っているとは思うが、これまでの動きについて少しまとめてみよう。

トランプ氏、司令官殺害は「戦争やめるため」 イランは報復予告
たかし
まずイラクでアメリカの空爆が起こりました。
ドローンによるこの空爆によってイランの司令官が殺害されました。

先輩
アメリカとイランの対立は、これまでも何度となく見受けられたのだが、ここまで一気に緊張が高まるのはトランプ政権になってからは初めてだ。

たかし
イラン側は報復を行うとすぐ宣言をして、実際にその報復としてイラクに駐留するアメリカ軍基地を攻撃しました。

イランがイラクの米軍基地2カ所にロケット弾、トランプ大統領「万事順調」
先輩
報復合戦が始まるのか、全面戦争に発展するのではないか、といった不安が強まり相場は大きく荒れた。

たかし
ツイッターでも第三次世界大戦、といったワードがトレンドに入っていました。

先輩
このイランの報復攻撃については、アメリカ側とイラン側で大きく報道が異なっていた。

たかし
アメリカ側は犠牲者は確認されていない、としているのに対しイラン側は少なくとも80人が死亡した、と報じていましたね。

先輩
どちらかがウソの発表をしているわけだが、このあたりは少し情報が錯綜してたような感じはしたな。
どうやらイラン側の方がアピールのためにウソをついたようだ、というのが現状だな。

イラン、意図的に米軍被害回避か 駐留基地攻撃で=関係筋
たかし
つまり最初から落としどころは決まっていたということなのかもしれませんね。
出来レース、茶番だという見方もこれで強まり、全面戦争になるというムードは弱まったいきましたね。

先輩
そして、両国から戦争を望まないといった声明が発表され、これで事態は収束へ向かうと見られ、相場は回復に向かった。

「イランは戦闘態勢から引く様子」とトランプ氏 追加制裁の方針示す
たかし
アメリカ側の追加制裁が課されたものの、本当に良かったですね。

先輩
ただ、これで全てが終わったわけではなく、週末の報道ではイランで政府に対するデモが行われているようだ。

旅客機撃墜を認めたイラン、国内で抗議デモ トランプ氏が支持
たかし
アメリカとイランの緊張が高まる中、ウクライナの旅客機が撃墜された件ですね。
当初はイランは関係ないと全面否定をしていましたが、一転して誤射だったと認めました。

先輩
最初に完全否定してしまったのが失敗だよな。
言う事が二転三転するのは国家としてどうなんだと思うし、世界中から注目をされているという認識を持つべきだろうと思う。
ちなみに、旅客機に乗っていた乗客の国籍の内訳はこのようになっているようだ。


たかし
んー、まず自国民が一番大きな犠牲となっているわけですから、真摯な対応をしないのはあり得ないですね。

先輩
ここにアメリカ人がたくさん乗っていたらどうだったんだろう、などと考えてしまうね。
まあ、とにかくイラン側の今後の対応はよく注目したい。
デモを鎮静化させるために、また変な行動に出なければよいのだが。

日経平均は大陽線の週となり、方向性が再び難しくなる

先輩
大きくギャップダウンスタートなった今週だったが、そこから強くリバウンドを見せて週足では大陽線の形となった。


たかし
すでに天井を打った可能性が強いと見ていましたが、まだわからないという強さですねこれは。

先輩
2019年の年始から続く上昇トレンドは、値幅的にも形的にも出来上がった可能性は十分あると思う。
そこで今回の下落があったので、いよいよ大きなトレンドが変わるのかと思ったが、今週の反発を見るとまだ高値を更新してきそうにも見えるね。

たかし
来週の動きは1つ注目ですね。

先輩
しかし日足チャートで見てみると、週末の金曜日はやや上昇の勢いが止まったかのようにも見える。
そして、夜間ではアメリカ市場が少し下げて引けている。
ということで来週はあまり強さが見られないようであれば、まだ再び下落に転じる、というイメージもしておこう。


たかし
雇用統計が少し弱い結果となりましたからね。
そのあたりを受けてNYダウは高値から200ドルほど下げてしまったようです。

NYダウはついに目標値達成か

先輩
アメリカとイランの間での地政学リスクがあったにもかかわらず、ダウは非常に強い動きを続けている。
そしてついに、これまで指摘をしてきたチャネルラインを超えてきた29000ドルの節目にタッチをした。


たかし
29100ドル以上はオーバーシュートと見ていく、という話でしたね。

先輩
今回の雇用統計をきっかけに大きく下げる、というのも考えにくいとは思うが、週末の金曜日の日足は包み足の形となっていて、やや注意は必要なのではないかと思う。


たかし
仮にここから大きく下げる場合は、何か特別な材料が出てくるんでしょうね。
来週は大きなイベントも特に見当たりませんが。

先輩
来週の週初めは、中国の劉鶴副首相が貿易合意署名のため訪米し、15日には第1段階の合意に署名の予定、となっている。
あとはトランプ大統領の弾劾裁判も、ようやく来週手続きに入るみたいだが、どうなるだろうか。

今週の相場分析まとめ

先輩
アメリカとイランの一件は、ひとまずは大きな事態になることは避けられたようだ。
しかしチャートはダウを中心にいよいよというところまで来たのではないだろうか。
ボラティリティというのは1度強まるとしばらく続く傾向がある。
事態は収束したように見えても、チャートの動きとしては大きな変動に十分注意したいと思う。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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