チャート分析

11月1週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週は米中関連のニュースやFOMC、そしてアメリカの重要指標などと相場を動かす材料が多い週であったが、終わってみれば先週までの強い相場が継続されているといった印象が強い週だったな。

たかし
相場を下げる材料もありましたが、週末にかけては再び上昇を見せて相場は引けましたね。

米中問題は不安定ながら、重要イベントは無事通過

先輩
今週は月曜日から堅調な相場が続いていた。
米中協議の進展期待などのニュースから、NYダウはしっかりとした上昇を見せ、日経平均は火曜日にはいよいよ節目となる23000円にタッチした。

たかし
23000円にタッチしたところでFOMCというタイミングでしたから、少し嫌な感じはしましたが、FOMCはあまり荒れる事もなく通過しましたね。

先輩
FOMCの結果は大方の予想通りとなったし、今後の方針についてもいつものことながら慎重な考え方が見られた。
今後は利下げが行われない可能性が示唆されたのは非常に重要なポイントだったとは思うが、その辺はパウエル議長がうまく説明したんだなという印象だ。

S&Pが最高値更新、FOMC決定受け
たかし
FOMC発表後にS&Pは最高値更新となりましたね。

先輩
利下げをして最高値更新、ってのはいかにもバブルって感じがしちゃうけどな。
忘れないようにしておきたいのは、今後は利下げが行われない可能性が示されたということは、指標が良くても相場が下がる可能性が強まってくるということだな。
もちろん、利下げが行われないと市場に織り込まれるかどうかがポイントになってくるわけだが。

たかし
実際に利下げが行われなくなった時、相場がどのような反応をするのか、ここは次回以降注目しておきましょう。

先輩
FOMC通過でいいムードだった相場であったが、米中問題で少しネガティブなニュースも報じられ、木曜日のNYダウは140ドルの下落となった。

中国、トランプ大統領との長期的貿易合意の実現性に疑念-関係者
たかし
結局この下落はいい押し目となりましたね。
翌日の金曜日の雇用統計によって再び上方向を目指す動きとなりましたね。

先輩
雇用統計は予想の数値がかなり低かったので少し見方が難しかったが、このロイターの記事によれば、アメリカの雇用は良好と見ていいようだな。

米雇用統計、予想ほど減速せず:識者はこうみる
たかし
雇用統計の数値を受けてNYダウは大きく上昇しました。

先輩
最高値更新に一気に迫る上昇だったね。
高値引けだし週明けいきなり最高値更新、となってもおかしくはなさそうだなー。
S&Pは一足先に最高値更新となったが、この日はNASDAQも最高値更新となったな。

たかし
残すはダウのみ、という感じになってきましたね。

日経平均は節目23000円タッチで1度弾かれる

先輩
ダウが最高値近辺で、日経平均は23000円の節目
どちらもなかなか上値が重いポイントである反面、需給次第では一気にブレイクする可能性もある位置ということで、慎重さが求められる展開が続いている。

たかし
やはり23000円タッチで1度下がる結果となりましたね。


先輩
先週の分析でも話してきたが、日経平均の23000円ラインというのは週足ベースで見ても過去に何度も反応があったポイントだ。
1度は上値が抑えられるポイントだと考えるのが定石ではあるが、一応はそういう形に今週はなったな。

たかし
今週は十字線のような形になったんですね。
十字線は市場の迷いが見られる線ですから、少し注意は必要でしょうか?

先輩
来週はSQ週でもあるし、注意は必要だろうね。
23000円の節目に1度トライして、しっかりとした押しを作ってから再度ブレイクしていく、という形は当然イメージしておきたいね。
ただ、ここのところは個人の売りがかなり入ってきているので、需給的にはなかなか下がりにくい状況ということは忘れない方がいいだろう。

たかし
そうでしたね、踏み上げ相場という状況なので急落する可能性は低いのかもしれませんね。

先輩
ちなみに今週更新されたダブルインバースの信用残の推移だが、25日時点での買い残はさらに積み重なるという結果となっている。


たかし
んー、どこまで積み重なっていくのだろう。

先輩
過去に例を見ない発行枚数となっているからなー。
まあ需給面的には、調整が入るにしても一気に下がるというよりかは、横ばいが続いたりあるいは大きく反発をはさみながら調整するのかなとイメージしている。

NYダウは最高値更新目前も、更新後は警戒

先輩
今週のNYダウは、週足ベースではしっかりとした陽線で、ここのところの保ち合い相場を上へブレイクしたのかなという印象だ。

たかし
先週まで小さい値動きが続いていたので、今週はもっと上下に揺さぶる動きを想定していましたが、それほど下方向には大きな動きは見られなかったですね。

先輩
さて来週はいよいよ最高値更新へ、となるのだろうが、更新後は警戒が必要となってくる。

たかし
以前から最高値更新後は警戒、と言っていましたがどういうことなのでしょうか?

先輩
NYダウの週足チャートは、エリオット波動における上昇のサイクルが次の上昇で終了する可能性が高いと見ているからだ。

たかし
あーなるほど、次の最高値更新で5波目という見方なわけですね。

先輩
けっこうきれいなダイアゴナルの推進波に見えるからね。
次の下落はかなりスピードのある強いものになる可能性はある。

たかし
ウェッジ型のチャートパターンやダイアゴナル完成後の下落は強いことが多いんでしたね。
となると、もう来週から警戒が必要ということでしょうか?

先輩
まあ5波目がどこまで、いつまで伸びるかはわからないけどね。
先ほども言ったけど需給面ではまだ急落しにくい状況でもある。
ただ、2波、3波、4波と比較的短い間隔で形成されたことを考えれば、5波目が間もなく完成したとしても何ら不思議ではないんだろうと考えている。

たかし
リスクオンムードが高まってきている状況ですが、だからこそ警戒が必要なのかもしれませんね。

今週の相場分析まとめ

先輩
いよいよNYダウの最高値更新が迫っているなかで、あとどれだけ上値余地が残っているのだろうか。
そろそろここを意識したポジション整理が求められるだろう。
日経平均もNYダウも、年始から続く上昇波動は最終局面に差し掛かってきているのではないかと考えているところだ。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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