チャート分析

11月5週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
先週は強いリバウンドがあり、今週はその勢いを継続させるのかどうか注目されてきたが、結果的にはいってこいのような動きとなったな。

たかし
週前半は強かったのですが、トランプ大統領が香港人権法案に署名をし、これがきっかけで週末にかけて売られる相場となっていますね。

トランプ大統領の署名と米中合意の行方は?

先輩
まず日曜に行われた香港の区議選挙は、民主派の圧倒的勝利という結果になった。

香港区議選、民主派が地滑り的勝利-中国は行政長官支持繰り返す
たかし
まだまだ香港の人達の戦いは続くのでしょうけど、これは本当に良い結果となりましたね。

先輩
この結果も受けてか、週明けの月曜日はややギャップアップのスタートとなり、引き続き上昇の流れが続いていた。

たかし
米中関連のニュースも、合意目前などという内容が目立ち、木曜日まで堅調な動きが続きました。

先輩
まあ合意目前とかいう報道が出た時は、合意しなかった場合を考えておきたいね。
というか、合意する事を織り込んで株価が上がってたわけだから、やっぱりそこは警戒しなきゃいけないんだろうとは思う。

たかし
28日の木曜日、トランプ大統領は香港人権法案に署名をし、これに中国は反発をしました。
これによって米中関係の緊張が高まることが懸念され、相場の雰囲気も一気に変わってきましたね。

中国が報復を警告、トランプ大統領 香港人権法案に署名
先輩
たしかに雰囲気は悪くなったんだが、先物で見ると夜間から約100円のギャップダウンとなったものの、木曜日なんかは全然下がらないなという印象だったな。

たかし
むしろ次の日の金曜日の方が下げましたよね。
この辺りはどう考えていくべきか。

先輩
まず、中国側はトランプ大統領の署名に対して反発を見せているが、具体的な報復内容についてはまだ触れていないということが言える。
これが出てきた時に本格的な下落がくるのかもしれないね。

たかし
んー、今回の件で米中合意は遠のいたのか、そうでないのか、まだ不透明な感じですね。

先輩
合意についてはまだまだ十分可能性はあるだろう。
報復するとは言いつつも、中国側は絶対に合意したいはずだろうからね。
というのも今回合意に至らない場合は、12月15日から中国の輸入品に対する追加関税が発動することになるからね。

たかし
ということは、12月15日までには第一段階の合意ついての結果は出るってことですね。

先輩
その可能性が高いんじゃないかな。

日経平均はトウバの週足 ダブルトップ形成の可能性も

先輩
今週の日経平均は週末の下落の印象が強かったが、週足チャートで見てみるとほとんどいってこいの上ヒゲの長いローソク足となったな。


たかし
いわゆる塔婆(トウバ)のような形ですよね。

先輩
天井圏でトウバが発生すると、相場の転換となる場合が多い。
しかも、日経平均は今週26日に8日の高値を更新したものの、わずかな更新で再び押し戻される形となっている。
当然ダブルトップチャートパターンとなって、崩れていくイメージは持っておくべきだろう。

たかし
ただし、現時点ではトレンドラインにタッチすらしていない状態なので、このまま上昇トレンドが継続される可能性も高いんですよね。

先輩
もちろん、今はただの横ばいの調整が続いているだけで、もう一段上昇するというシナリオも十分考えられるだろう。
まあ、どっちにも転ぶ可能性がある場面だから、簡単ではないだろうね。

たかし
となると、中途半端なところでポジションを持たない方が良さそうですねー。

先輩
高いところで引き付けてショートするか、深く押してきて止まったところをロングするか。
いずれにしても損切りは徹底しなきゃ危ないところだろうな。

NYダウはさらに最高値更新も、上値は限定的か

先輩
NYダウの方は祝日と短縮取引日があったため、1週間の値動きとしては小さい値動きとなった。
ただ、さらに最高値を更新する動きとなったし、まだまだ堅調な印象があるね。
先週が久々の陰線だったから続落するかと思っていたが、日本ほどはニュースに対する反応もネガティブではなかったようだ。


たかし
NYダウの値幅は29000ドルまで考えているという話でしたよね。

先輩
NYダウは今年の5月あたりからチャネルゾーンを形成しているが、やはりこのチャネルラインにタッチするというイメージは持っている。
少しオーバーシュートしてチャネルラインを超えた29000ドルあたりまでを見ているのだが、まあ今の水準から深い押しが入ってもおかしくはないね。

たかし
点灯していたヒンデンブルクオーメンは消えたようですね。

先輩
そうだな、だがヒンデンブルクオーメンは短期間で2回点灯しやすい傾向がある。
今年の7月~8月もそうだったし、去年の8月、9月もそういった形であった。
そしていずれも2回目の点灯後に大きく下落するということになったわけだが、今回はどうなるだろうか。

たかし
やはり米中合意、12月15日までの決着が鍵となってきそうな雰囲気ですね。

今週の相場分析まとめ

先輩
引き続き天井探しの相場となっているが、もう一段の上昇があるのかどうか。
追加関税が発動する12月15日、メジャーSQも近い日にちとなっており、その辺りに向けて大きな動きがあるのではないだろうか。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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