チャート分析

11月2週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週はNYダウの方は最高値更新、日経平均の方は23000円の節目を上へブレイクする、という動きになったな。

たかし
米中間の合意に関する前向きな報道が多く見られましたね。
週明けから強い展開となりました。

踏み上げ相場継続へ SQ仕掛けと米中報道の真偽は?

先輩
週明けの月曜日は日本市場は休場、そしてNYダウは米中交渉の進展の報道を受けてついに最高値更新となった。

米中、第1段階の貿易合意に向け進展示唆-習主席訪米にも前向き
たかし
7月以来の高値更新となりましたね。

先輩
最高値更新は6日、7日と小動きが続いた。
米中会談の延期報道なんかもあって下げる場面もあり、やはり最高値更新後の上値の重さが感じられる動きとなったな。

たかし
主要な企業の決算などもありましたが、基本的には米中の動向によって上下する週でしたね。

先輩
そして7日の夕方に米中関税撤廃で合意、とブルームバーグの報道が発信された。

たかし
この報道によって日経平均先物も一気に上昇する動きとなりましたね。
米中が段階的な関税撤回で合意、「第1段階」の一部と米側確認
先輩
まあ色々と突っ込みどころが多い記事ではあるよな。

たかし
タイトルだけ見ると、どう見たって正式に合意したように見えますが、実際はそうではなかったようですね。

先輩
中国側はそう言っているけど、アメリカ側はまだそう断言していないって内容だからね。

たかし
無理やりでも相場を上昇させたかった機関でもいたのでしょうか?

先輩
SQ日の直前だったし、可能性はあるよね。
まあその辺の真偽はわからないが、トランプ大統領はやはりこの合意報道を否定した。

トランプ大統領、関税撤回での米中合意を否定-期待に水を差す
たかし
こういう報道があると全戻しとか、かなり相場に影響を与えそうなものですが、あまり下がることもなかったですね。

先輩
それだけ今は下がりにくい相場だということなんだろうなー。
今回の上昇でどれだけ売り方の損切りを巻き込んだか気になるところだが、依然としてまだ売りが多く溜まっているなら、まだ簡単には下がらない相場が続きそうだ。

たかし
そうですね、自分が売り方だったら週末の上昇で耐えられなくなっていそうですが、実際の需給はどうなっているのか気になるところですね。

先輩
ちなみに今週更新されたダブルインバースの信用買い残は、11月1日時点でさらに前週より少し積み重なるという結果になっている。


たかし
どこまで増え続けるのか、そして今週の増減はどうなっているのか、注目したいですね。

日経平均は23000円をブレイクアウトも上値余地に疑問

先輩
先週の分析では日経平均は過去に何度も反応があった23000円という節目に1度弾かれて、その後は調整入りかブレイクか、という話をしてきた。

たかし
テクニカル的は1度調整入りするのが普通ですが、需給的には上へブレイクする可能性も十分ある、という事でしたね。

先輩
結果としては踏み上げ相場が継続され、さらに売り方が苦しい展開になったな。

たかし
んーやはりかなり個人の売りが溜まっているという事でしょうね。

先輩
ではまだまだ日経平均は上昇を目指せるのか、と言うとそこは疑問を感じる。
先週も言った通り、年始からの上昇波動がそろそろ終着点を迎えても不思議ではない水準だからだ。


たかし
a、b、c波と来て現在のc波はa波と同じくらいの規模になっているわけですね。

先輩
エリオット波動のN波動において、a波=c波となる波の形は割と典型的なパターンとなるからな。
もちろんこれは週足規模の話だから、数百円程度は誤差の話となるわけだが。

たかし
a、b、cということはこの年始からの上昇が修正波ということでしょうか?

先輩
そういうことだな。
大きな規模では昨年末の下落で非常に重要な押し安値を割ってきた。
年始から現在まではその下落の戻りである、という見方だ。


たかし
ふむふむ、このままチャートがそろそろ天井を迎えると、大きな規模でのヘッドアンドショルダーのチャートパターンが完成するということですね。

先輩
昨年末の安値を割る下落が来る、とずっと言っているのはこれが根拠なわけだが、これも今の上昇次第だな。
当然昨年10月の高値24448円を超えてくれば、このシナリオは全て崩壊することになる。

たかし
ここらが天井になるのか、いよいよって感じになってきましたね。

先輩
まあそんなわけでそろそろ売りを考えてもいいのではないか、とツイートしたのだが、天井を狙うエントリーってのは勝ちにくいので焦ることもないだろうとは考えている。


たかし
大きな下落があったとしたら、その後の戻りをしっかり狙いたいところですね。

NYダウは5週連続陽線で、調整のタイミングが近づく

先輩
NYダウも先週話した通り、週足規模ではダイアゴナル型の推進波が形成されていて、波の完成後の急落に注意して見ていく必要がある。
直近の動きとしては、5週連続陽線で最高値更新となったわけだが、こちらも日経平均同様に上値は限定的と見ている。

たかし
関税撤廃の報道をトランプ大統領が否定しても下がらないところを見ると、まだまだ強そうな印象があるので難しいですね…


先輩
その5週連続陽線の中身を日足チャートで見てみると、割ときれいなインパルスの推進波となっているように見える。

たかし
インパルスは1波と4波が重ならない強い波形でしたね。

先輩
この見方でいくと現在5波の可能性があり、直近では強めの下落が起きても不思議ではないかなと見える。

たかし
来週はどうなるでしょうか。
特に大きく下げそうなイベントも無さそうですが果たして…?

今週の相場分析まとめ

先輩
大きな上昇があった今週、需給はどのように変化しただろうか?
上がり続ける相場はなく、多くの売り方が諦めた時、また多くの買い方が総楽観になった時に相場は崩れるものだ。
そういったセンチメントをこういう時こそ意識して相場を見ていきたいところだろう。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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