チャート分析

10月1週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週は先週の調整の動きが継続され、比較的大きな下げ幅となった。
しかし週末にかけてはリバウンドをする形になっており、反転の可能性も感じさせる足組みとなっているように見える。

たかし
NYダウは金曜日の夜間で強く上昇して引けています。
来週はまた雰囲気が今週とは変わって相場がスタートしそうな感じがしますね。

アメリカ重要指標による上下の仕掛け

先輩
今週はとにかくアメリカの重要指標の発表が多く、それをきっかけに相場を大きく動かしてきたって感じだなー。

たかし
ISM製造業景況指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、雇用統計と連日の指標発表でしたね。

先輩
まずはISM製造業指数の発表が1日にあったが、これが非常によくなかった。
50を下回ると景気後退と言われている指標だが、先月に続き47.8と50を下回る結果となった。

米国株が反落、ISM製造業景況指数が低調
たかし
これを受けてNYダウは大きく下落しました。
高値から約500ドルも下げるような動きとなってしまいましたね。

先輩
先週の相場分析で話した、何度も下ヒゲで反発していたエリアを一気に下へブレイクしていく動きとなったな。
まあ材料としてはたしかに十分なものなのかもしれない。

たかし
でも、指標が悪ければ更なる利下げ期待で相場は上昇する流れだったのでは…?

先輩
その辺は難しいところだろうね。指標が悪すぎればやはり下げるだろうし、ちょっと悪いぐらいが市場にとってはいいのかもしれない。
でも、全ては相場を動かす中の人次第って感じもするけどな。

たかし
なるほど、今回のISM製造業指数はそれほど良くなかったということですね。

先輩
そして2日のADP雇用統計もあまりよくない結果となったな。
市場予想の14.0万人を下回る13.5万人で、さらには8月分の数値も下方修正されたようだ。

ドル・円はADP雇用統計を受け小幅安、米景気不透明感が重しに-一時107円割れ
たかし
連日のよくない指標で市場に不安感が広がりましたね。
この日もNYダウは大きく続落する結果となりました。

先輩
さらには3日のISM非製造業景況指数も良くない結果となってしまった。

米ISM非製造業総合景況指数:3年ぶり低水準、雇用が減速
たかし
これを受けてNYダウはさらに安値を割っていくことになり、25743ドルまで下げました。
しかし、そこからリバウンドが現在続いている状態ですね。

先輩
そして週末の雇用統計がかなり注目されることになったわけだが、こちらも市場予想を下回る結果となったものの、失業率の方は良い結果となり、判断に迷うようなものであった。

米雇用、9月は緩やかな伸び 失業率は50年ぶり低水準の3.5%
たかし
失業率は50年ぶりの低水準ですか…アメリカの実体経済は果たしてどうなのでしょうか。
しかし、これを受けてNYダウが大きく上昇するのはやや意外でした。

先輩
まだまだこれからも、重要指標利下げ観測で大きく市場は動いていきそうだな。

日経平均は比較的堅調で先物は反発の形も

先輩
日経平均の方も、もちろんNYダウと一緒に調整したわけだが、ダウと比較すると堅調だったなという印象がある。

たかし
NYダウの方は、前回の安値付近まで下落しましたからね。
日経平均の方は21276円まで安値をつける場面もあり、高値22255円から最大979円調整したことになりましたね。

先輩
配当落ち分は160円ほどだったので、大体800円ぐらいは調整完了ってとこか。
600~800円ぐらいの調整をイメージしていたので、このあたりから反発してもいいのではないかと思うけどな。

たかし
日経平均先物は週末の夜間に上昇し、21520円で引けていますから、ここから転換という可能性はたしかにありそうです。

先輩
ただ、さらに安値を割っていくような動きが来週続くなら、それは調整とは思うべきではないだろう。
日経平均の週足チャートを見ると、来週も大きく続落してもおかしくない形になっているというのは忘れずにしておきたい。


たかし
んー、なんだかんだしっかり陰線となっていますし、スローストキャスティクスも嫌な形をしていますね。

先輩
しかし、日経平均先物の日足チャートはなかなか面白い形になっているぞ。

たかし
ふむふむ、V字に切り返すような形になる可能性もありそうですね。

先輩
いわゆる明けの明星とか、モーニングスターのような形に近いね。
けっこう典型的な反転パターンではあるので、ここは素直に上がってほしいもんだが。

NYダウも底形成の可能性が強まる

先輩
けっこう大きい調整があったNYダウだが、その分リバウンドも強く起きているのが現状だ。
週足チャートを見てみると、先週指摘したスローストキャスティクスがしっかり下にクロスをしてきたところだ。
なので来週も警戒は必要なのだが、けっこう長い下ヒゲとなっていることから、今週の安値付近は底堅い印象が持てる。


たかし
安値からもうすでに847ドルもリバウンドしてますからね、来週も続けばよいのですが。

先輩
日足チャートの方を見てみると、9月7日~10月1日あたりの価格帯をレンジと考えるなら、すでに目標までは下げたと見れる。


たかし
レンジ帯をブレイクしたら、そのレンジの値幅分は動くということでしたね。
今回で言うと約600ドル下へブレイクする、ということになりますから、すでに到達している水準ですね。

先輩
スローストキャスティクスも上向きに転換してきたところだね。
10月4日の安値はかなり底入れっぽい形にはなってきたかな。
仮にまたこの安値付近まで下がってきても、二番底というイメージで見ていきたいと思う。

たかし
でも、上昇したとしてもすんなりと上がるイメージは持ちにくいですね。

先輩
前回のレンジ帯まで戻ってきたら、また戻り売りの圧力が降ってくることは想像しやすいからな。
まあ今週は週足のローソク足としてはやや大きい足になったので、このローソク足の中でしばらく収まるような動きになるのかどうか、ということに注目していきたい。

今週の分析まとめ

先輩
アメリカの重要指標が連日発表され、来週は大きなイベントは特に見られない。
しかしその分、中国市場の再開米中の閣僚級貿易協議などに注目が集まりそうだ。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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