チャート分析

10月3週の日経平均、NYダウを分析する

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先輩
今週は先週末の強い流れが継続され、1週間を通して強い動きが見られたな。
特に日経平均はNYダウの下落にも連動することなく、堅調な印象を感じるね。

たかし
日経平均は窓を連日空けて上昇し、ついには直近高値も上抜く動きとなりましたね。

中国リスクとブレグジットリスク

先輩
今週は相場を動かすニュースとしてはそれほど多くなかったのではないだろうか。

たかし
今週はブレグジットの行方がもっとも関心を集めていたと思うのですが、またしても先送りという結果にとりあえずはなったようですね。

英議会がEU離脱採決を先送り、ジョンソン首相は延期要請拒否
先輩
ポンド円の日足チャートを見てみると、ここまでしっかりとスイングが完成されたような形になってるね。
フィボナッチで見てみると、大体61.8%ぐらいまで押した後、161.8%の水準まで上昇をすでに取っている。


たかし
なるほど、だからきれいな波形に見えるわけですね。

先輩
すでに上への値幅は取っているので、ここから新規でさらに上を狙うのはリスキーだし、かといって上へのオーバーシュートを考慮するとショートも怖いところだろう。

たかし
今はブレグジットの結果を待った方が良さそうですね。

先輩
こういういかにも天井っぽい位置でのエントリーは本当に難しいからね、ポンドを触る人は十分注意をしてもらいたいと思う。

先輩
それから、今週はアメリカの主要企業の決算ラッシュがあった。

米株上昇、好調な企業決算で買い 金融・ヘルスケアが高い
たかし
全体的に見るとそれなりに良い結果となったようですね。

先輩
この結果を受けて、またさらに市場に安心感が広がったわけだが、18日に発表された中国の第三四半期のGDPは芳しくなかった。

第3四半期の中国GDP、前年比6.0%増 貿易戦争響き統計開始以来最低
たかし
んー、相変わらず本当のところがどうなのかって感じはしますけどね。

先輩
6%の成長って普通に見ればすごいことだからね。
ま、本当はもっと悪いだろってのはずーっと言われてることだが、一応はまだ政府の目標値はギリギリクリアしているという水準みたいだな。
無理やり6.0%という数値に落ち着かせたという印象はどうしても持ってしまうよなー。

たかし
ただ、9月の鉱工業生産なんかは予想より良い数値だったみたいですね。

先輩
この結果が相場にネガティブな影響を及ぼすかなと心配はしていたが、逆に経済政策期待とかいう理由で日経平均は上昇していたようだ。

たかし
それだけ今の日経平均は強いということですねー。

先輩
そうだな、驚いたのは週末の金曜日、NYダウはボーイングの影響で前日比-255ドルという下落になってしまったが、それに対し日経平均先物は堅調だった。

米国株は下落、ボーイングとJ&Jが重し
たかし
日経平均先物は22500円で引けていて、しっかりと前日比プラスを保っていますね。

先輩
ここのところの上昇は、海外勢がしっかり買い越していて、逆張り好きの個人が売り越しているという構図のようだな。

たかし
上昇時のお決まりパターンではありますね。

膨らむダブルインバースの買いポジション

先輩
逆張りで売っている個人がやられ続けている、ということで久々にダブルインバースに注目してみたいと思う。

たかし
以前も相場の転換点として参考になるのではないか、という話でしたね。


先輩
さておさらいだが、日経平均の週足ベースの大きな流れで見てみると、今年は年始から上昇を続けて、そしてゴールデンウイーク明けから下落が始まった。

たかし
ダブルインバースの信用買い残で見てみると、やはり年始から右肩上がりに買い残も増えていき、ゴールデンウイーク前あたりがピークとなっていますね。

先輩
つまりダブルインバースの買い残は、パンパン膨らんだ状態が約1か月ほど続き、そこから株価は下落をしていったというのが前回の例だ。

たかし
あせってダブルインバースを買っていった人が焼かれた後にしっかり下落をする、という感じですね。

先輩
それでは今回のダブルインバースの買い残はどのようになっているか見てみよう。


たかし
9月13日の週から一気に買い残が増えています。
それに今回は5000万株と前回よりも大きいポジションになっていますね。

先輩
そうだな、今回は買い残が大きく溜まった状態が5週続いているね。
今週分がまだ反映されていないから、6週続いているのは確実だろう。
前回の例に倣ってみれば、そろそろ天井圏が近いのでは?という見方もできるだろう。

たかし
おお、今週の買い残の推移は来週の火曜日に更新されると思うので、どれぐらいの増減があったのか、チェックしておきましょう。

先輩
ま、あんまり信用して使えるほどの統計取りはしてないからね、あくまでも参考程度にしてもらいたいと思う。

日経平均は高値を更新で押し目待ちか

先輩
今週は難しいかなと思った日経平均だが、終わってみれば週足チャートはしっかりと強い陽線引け。
9月に7月高値を超え、さらに今週でゴールデンウイーク前の高値をも超えたことになる。

たかし
下落の起点となったのがゴールデンウイーク前の水準ですから、ダウ理論的にも下降トレンドの終了ということで、大きな意味を持つ週となりましたね。


先輩
うむ、上のチャートに書き込んだように、これで長期的にはN字の波形で24000円すら目指せるような形になったと考えるべきだろう。
ただし、ゴールデンウイーク前の高値を抜いてきたので、直近ではそれなりに深い押し目があるのではないだろうかと考えている。

たかし
高値を超えると修正波が入る法則でしたね。

先輩
①の水平線は7月25日の高値、②の水平線はゴールデンウイーク前の高値にそれぞれ引いている。
①を超えたらやはり1000円近い調整があったし、今度は②を超えたということで、深い押しが入ってくる可能性が強いと思う。

たかし
そうなると、ダブルインバースの話とも一致してきそうですね。
今回の調整幅はどのぐらいだと思いますか?

先輩
今回も波の規模で考えると1500円前後じゃないかなーと思う。

NYダウは先週の高値を更新も長い上ヒゲとなる

先輩
先週の分析では、NYダウは4週連続で高値を切り下げていて、今週はそれが続くかどうかに注目だ、という話をしてきた。

たかし
今週はその流れを断ち切る上昇が見られましたが、金曜日の下落によって行って来いのような形になってしまいましたね。


先輩
ほとんど実体のない上ヒゲの長いローソク足になってしまったな。
いわゆる塔婆とかトンカチなんて言われている形だなー。


たかし
一般的には高値圏では売りサイン、安値圏では買いサインとされていますね。

先輩
まあ現在地が高値圏か安値圏かなんてのは、チャートが出来上がってからでないとわからんけどね。
NYダウで言えば高値圏だろ、と思う人も多いかもしれないけど、ここから最高値を更新してどこまで上がっていくかなんてのは現時点ではわからないし。
とりあえず言えることは、値幅の小さいローソク足が出来上がったらその後の大きな動きに要注意、ということだな。

たかし
そうですね、株価は小さいボラティリティと大きなボラティリティが交互にやってくるものですからね。

先輩
ということで、来週は一応大きな値動きに注意しておこう。
最近でも、9月末まで小動きが続いて、10月の1~3日の3日間で一気に下落した例があったからな。

今週の相場分析まとめ

先輩
長期的な強い上昇の流れにうまく乗っかりたいが、次の深い押しがいつきてもおかしくない位置まで上昇してきた。
押しが完了するまではしばらく難しい展開が続くのかなという印象が強い。

たかし
今週もお疲れ様でした。

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