株初心者向け

注目を浴びつつあるオプション手口について

投稿日:

先輩
最近は多くの人が各証券会社のオプションの建玉をチェックするようになってきているね。

たかし
オプションはなんだか難しそうなので触っていませんが、覚えた方がいいのでしょうか?

先輩
今日はオプションの基本的な知識と、オプションに対するオレの考え方を話していきたいと思う。

コール買いとプット買い

先輩
2月のSQ前は無理やり21000円以下に抑え込んだり、SQ直前に無理やり暴落させたり、その後暴騰させたり…
ここのところの機関投資家の暴れっぷりを見てると、オプションの知識もやはり最低限必要なのかもしれないな、と考えている。

たかし
なんだか極端な動きが続いていますね。

先輩
オプションの基本的な情報は、他の書籍やサイトでいくらでも調べられることだろうから、あまり説明をするつもりはないが、まずはコールとプットの概念だけは覚えておこう。

たかし
コールはこれから上がると予想して買うもの
プットはこれから下がると予想して買うものでしたね。

先輩
うむ、コール買いはロングのエントリー、プット買いはショートのエントリーと考えてもいい。

たかし
ここまでは普通のトレードと変わりませんね。

先輩
普通のトレードとの違いは、コール買いもプット買いも、損切りというものは無く、すべて掛け捨てになるんだ。
ただし、利益は無限大ということになる。

たかし
損失は限定的で、利益は無限大というわけですね。

先輩
そう、だから例え自分のポジションと大きく逆行されても、損失は一定だから大けがはしない、ということになる。

たかし
これは意外と初心者にはいいのかもしれませんね。

先輩
たしかに、損切りできなくて塩漬けしてしまうようであれば、よっぽどオプションを買う方がいいかもしれないな。

たかし
初心者でもオプションで勝っていけるものなのでしょうか?

先輩
いや、コール買いもプット買いも仕組み上は勝率が低いものになるので、初心者ではなくとも簡単には勝てないだろう。
というのも、オプションの買いはヨコヨコでは負けになってしまうからだ。

たかし
自分のポジションとある程度は順行しないと勝てないわけですか。これは難しそうですね。

先輩
だが大きな流れに乗れた場合は、驚くほどのスピードで利益が膨らむものだから、そこがオプション買いの魅力の1つだろうな。

コール売りとプット売り

先輩
コールとプットのオプションは売りで入ることもできるんだ。
つまりオプションはコールの買い、売り、プットの買い、売り
4種類の売買の選択肢が存在することになる。

たかし
オプションの売りっていうのがよくわからないですね。

先輩
そうだな、例えば225オプションの20000円のコール、プットをそれぞれ売買している人の目線に立ってまとめてみよう。

・コール買いの人 日経平均が20000円から上がれば上がるほど勝つ(上がらなければ負け)
・コール売りの人 日経平均が20000円以下であれば勝つ(上がれば上がるほど負ける)
・プット買いの人 日経平均が20000円から下がれば下がるほど勝つ(下がらなけらば負け)
・プット売りの人 日経平均が20000円以上であれば勝つ(下がれば下がるほど負ける)

先輩
ものすごく単純な説明をするとこんな感じになる。
オプションの売りというのは、オプションの買いとは逆に、利益が限定的で損失が無限大となる。

たかし
オプションの売りはやらない方がよさそうですね。

先輩
初心者はまず手を出さない方がいいだろう。
ただ、売りは今度はヨコヨコでも勝てるというメリットがあるので、勝率は非常に高いトレードが可能になる。

たかし
慣れるまでは買いのみで考えていきましょう。

オプションの組み合わせ

先輩
オプションというのは性質上、売りと買いを様々な形で組み合わせ、幅広い戦略を持ったトレードが可能になる。

たかし
例えばコールの売りと買いを同時に注文したりとかですか?

先輩
うむ、その例で言うなら
現在日経平均が20000円で、20000円以上には確実に上がると思うから20000円のコール買い
ただ、22000円以上には行かないと思うから22000円のコール売り
などとというポジションを組むこともできる。

たかし
なるほどー、でも売りポジは持ちたくないなあ。

先輩
そうだな、であればコール買いとプット買いを同時に持つ、という戦略も取る事ができるぞ。

たかし
え、それって勝てるんですか??

先輩
例えば、長くレンジが続いていて、もうすぐ上か下かどちらかに大きく値が動くだろう
なんて時にはこの戦略がハマる場合もあるだろう。

たかし
あーなるほど。
長いトライアングルの終点みたいなところでは、有効な戦略になりそうです。

先輩
もちろん大きく動かなければ負けるけどな。
でも、予想通り大きくどっちかに動いてさえくれれば、2つポジションを取っても十分なお釣りが来るトレードになるだろう。

たかし
オプションの組み合わせ、深いですねー

各社のオプションの手口解析

先輩
さて、そういったオプションの組み合わせを理解した上で、ビッグプレイヤー達の建玉を見ていこう。
トレーダーズウェブでは、毎日、各社の建玉の推移をまとめてくれている。

たかし
へー、こんなサイトがあったんですね。

先輩
ただ、これはあくまでも今日1日分の建玉の増減が見れるだけだから、各社の総ポジションを知るには東証の開示情報を見ていく必要がある。

たかし
こちらは週に1回の更新ですか。

先輩
こっちは毎週月曜日に、現在のビッグプレイヤー達のポジションを晒してくれているんだ。
まあ、これが全てではない、なんて言う人もいるし、本当のところはわからないけどな。

たかし
じゃあ、この東証のデータを基に、日々の建玉の増減を計算していくのですか?

先輩
そうだな。かなり地味な作業だけど、そうするしかない。
有料でデータを集計して開示してるようなところもあるんだろうけどな。

たかし
けっこう大変でしょうね、これ。

先輩
もちろん全社やる必要はないと思うけどね。
でも、やる人は全社集計するし、さらには225先物ラージ、ミニ、トピックス先物なども各限月で集計してたりするぞ。

たかし
寝る時間なくなる…w

オプション建玉から何を見るか

先輩
この建玉や枚数の増減を見て、果たして何がわかるのか
ここが1番のテーマになってくると思う。

たかし
そうですね、未来の株価がわかるのかどうか、ですね。

先輩
結論から言えば、オプション手口を見ても未来の事は絶対にわからないだろう。

たかし
まあそうですよねー

先輩
たしかに勝率の高い証券会社と、勝率の低い証券会社が存在していて、勝率の高い証券会社の方に乗っかる方が効率的なのは理解できる。
でも、その証券会社が次も勝つとは限らない。
そして短期的にはどうなるかなど、絶対にわからない。

たかし
ある証券会社が大きく買い越しても、次の日は大きく売り越して下がるかもしれませんからね。

先輩
ただ、オプションの建玉の推移や積みあがったポジションを見る事により、注目する価格帯とそこへ向かうシナリオを想定することは可能になる。

たかし
どういうことでしょう?

先輩
これは2月SQの話だが、SQの直前で暴落させ、SQ値が20481円だったいうのは完全に狙った結果だと思う。
なぜなら、建玉を見れば20500円に大きなポジションを各社が抱えていたからだ。

たかし
ふむふむ、大きなポジションができていたら、そこを中心に上がるか下がるか、というシナリオを考えることができるわけですね。

先輩
そんなところかな。
特にSQ前は、建玉から色々シナリオを考えれば、変な値動きにも対応できることもあるだろう。
今月も早くも大きなポジションを作っている証券会社が見られるね。
果たしてどういう動きになるのやら。

建玉から大きな方向性や流れを読み取る

先輩
ビッグプレイヤー達の建玉から読み取れる情報として、もう1つは大きな方向性だ。

たかし
上か下か、ということでしょうか?

先輩
いや、それだけではない。
コールとプットの売り買いの説明をしたが、それぞれがどういう意思を持った注文か改めてまとめてみよう。

・コール買いは大きく上がってほしいという意思
・コール売りは上がらないでほしいという意思
・プット買いは大きく下がってほしいという意思
・プット売りは下がらないでほしいという意思

先輩
という風に言い換えることもできるだろう。

たかし
なるほど、より理解しやすいですね。

先輩
つまり、各社の建玉がどのように偏っているか、ということに注目すると、今後の相場の流れが見えてくる。

・コール買い+プット売りは暴騰相場
・コール売り+プット買いは暴落相場
・コール買い+プット買いは上下に動くボラティリティが大きい相場
・コール売り+プット売りはレンジ・BOX相場

たかし
おお、なんだか調べてみたくなりました!

先輩
実際は毎日毎日、建玉の増減があるからそう簡単にわかるもんでもないけどな。
でも極端にどれかの型にポジションが傾いてきた時には要注意だな。

たかし
オプションの手口解析、興味を持った方は色々と調べてみてはいかがでしょうか。

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