株初心者向け

株の利確のタイミングとは

更新日:

先輩
エントリーの種類とタイミングに続いて、今回は利確の話をしようと思う。
エントリーの問題をクリアした後、多くの人が次に悩む課題だろう。

たかし
上級者や凄腕トレーダーも利確は難しいと言ってたり、利確は永遠の課題だと言ってるのをよく聞きますね。

先輩
一体どういったところが難しいのか?
その難しさに対してどう向き合ったらよいのか?
今回はそのあたりを話していきたいと思う。

利確は難しい

たかし
完璧な利確ってなかなかできるもんじゃないですよね。利確ってどうして難しいんでしょう?

先輩
それは価格がどこまで伸びるのかは、によるところが大きいからだな。

たかし
え、運なんですか!?

先輩
よく考えてみろ。
自分が買ったポジションからさらに価格が上がるには、誰かが買い上げてくれないと上がらないんだよ。
その誰かがどのぐらいの資金を投じて買い上がるのか
これは運と言わざるを得ないのさ。

たかし
テクニカルである程度のめどは考えるのでは?

先輩
もちろんある程度の予測をすることはできる。
だがどこが天井なのかというのは、結局は誰かの行動次第になるんだ。
つまり、利確は自分でコントロールできるものではないから、難しいんだ。

たかし
逆に損切りは自分でコントロールできるものですよね。

先輩
そう。だからこそ、しっかりコントロールし、損切りは簡単だと思えるようにならなければならないんだ。

たかし
では、そのに対して具体的にどう向き合っていったらよいのでしょうか?

先輩
いくつかの利確の方法をあげてみたいと思う。自分に合った利確の仕方を検討してみてくれ。

抵抗帯で利確する

先輩
まずは第一目標だ。
現値から一番近い抵抗帯で利確してしまうんだ。
抵抗帯ってのは前回の高値とか、もみ合った部分だな。
そこに価格がくれば、なかなかそこから上へ行くのは難しいと想像がつくような場面だ。


先輩
Aで入ったら、Bの辺りを目標にする。
見るからに重そうだなーってところで早々に利確してしまえ。

たかし
価格が赤いラインを超えて上にさらに飛ぶこともありますよね?

先輩
その時はもう振り返るな。
悔しがったりする必要などない。むしろルール通りに利確できた、と自分をほめてやればいい。

たかし
そうですね、プラン通りにできたなら、それは自分にとって大きな勝ちトレードになりますよね。

トレイリングストップで機械的に利確する

先輩
トレイリングストップの機能を使っているか?
もしくは逆指値を利確の時に使っているかな?

たかし
正直まったく使ってないですね。損切り注文の逆指しぐらいはしますけど。

先輩
トレイリングストップの良いところは、価格が大きく伸びた時に、その大半を利益にできるところだな。
またその際に、自分の感情が一切介入してこない機械的なトレードだから、感情によるミスがないんだ。

たかし
感情が介入しないというのは、トレードにおいて優位性がありますよね。

先輩
ただしデメリットとして、逆指値に引っかかって微益で終わることも多々あるからな。そこは許容したうえで使うことだ。

トレンドライン、MAを使う

先輩
トレンドラインの話移動平均線(MA)の講義でも述べたが
これらを活用して利確の判断にする方法だ。

たかし
トレンドが終了したとは限らないけど、利確の判断として使うのはアリってことですね。

先輩
もちろんダウ理論を活用して、トレンドが終了するまで持ち続ける、というのもアリだが
それだと間違いなくかなりの利益を毎回失うことになるだろ?
であれば、トレンドラインを割ったらトレンドが終了した
また5MAや25MAを割ったらトレンドが終了した
仮定して利確をしてしまおう、ということだ。

たかし
当然トレンドラインやMAを割っても、またそこからさらに価格が伸びる可能性は十分ありますよね?

先輩
ああ、そこはやはり許容したうえで行うべきだ。
この利確のやり方のメリットは、トレンドラインやMAといった目標物があれば、毎回悩まなくて済むからな、トレイリングストップ同様に機械的な利確を行うことができるんだ。

価格が大きく伸びたら利確

先輩
大陽線が発生した時など、瞬間的に価格が大きく伸び、出来高もかなりできている時
そこが当面の価格のピークで、その後はしばらくもみ合いが続くようなことがよくあるかと思う。
そこで、瞬間的に価格が大きく動きすぎたと思ったら、反対売買が入る前にすぐに利確をしてしまうやり方だ。

たかし
移動平均乖離率やオシレーターを参考にしてもよいかもしれませんね。

先輩
この方法のメリットは、いってこいのような値動きの場合でもしっかり利益を確定させることができることだ。
あと、割と天井圏で利確できる結果にもなりやすいかな。
反面、短期間で何倍にも跳ね上がるような大相場を取りこぼしてしまうことがデメリットと言えるだろうな。

たかし
んー悩ましいですね。この欲との戦いが利確の難しいところなのかも。

最初から指値注文を出しておく

先輩
エントリーした直後にすぐに指値注文しておくのもアリだ。
例えば、損切りラインがマイナス50円だから、プラス100円のところにエントリーと同時に指値注文をあらかじめしておく、というやり方だな。

たかし
損切りの話では、含み損の額で損切りラインを判断しない方がいい、という説明がありましたが、利確では額で決めちゃってもいいってことですね。

先輩
そうだ。これは冒頭に説明したとおり、利益はコントロールできないものであるので、どこで利確するべきか正解はないからだ。
大事な事は損失 < 利益となっている事であり、そうなっているトレードであればどこで利確しても正解と考えればいい。
そういうトレードを繰り返せば資産は増えていくのだからな、利益を大きく取りこぼしたとしても気にすることはないんだ。

たかし
リスクリワード比が正しいかどうかに注意すればいいわけですね。

先輩
コツコツ資産を増やしていく
成功するトレーダーには必要な姿勢だ。

上記のやり方を組み合わせても良い

先輩
あとは自分のやりたいように組み合わせて使ってもかまわんぞ。
例えば、ポジションの半分を前回のもみ合い部分で利確して、残り半分はトレイリングで引っ張っていく
とかでもいい。

たかし
自分が納得できるやり方を探し出そう!

先輩
今回は取り上げなかったが、フィボナッチエクスパンションを使った利確のやり方もおすすめだ。
詳しくは株価チャートにおけるフィボナッチの有用性の講義を参考にしてくれ。

株の利確のタイミングとは まとめ

先輩
以上が主な利確の方法となる。
初心者の人は、利益を引っ張るのが苦手な方が多い。
それは、損切りの話でも出てきたプロスペクト理論によるものだ。

たかし
人は本能的に損失は引き伸ばしたく、利益は早く確定させたい、と思ってしまうやつでしたよね。

先輩
まずは今回紹介したどのやり方でもいいから、しっかりと目標まで利益を伸ばす訓練をすることだ。
エントリーは突き詰めていくと、それほど差が出るものではないとオレは思っている。
きっと勝ち組トレーダーはみんな似たようなポイントでエントリーしてるものだろう。
しかし、利確はやはり個人個人によってかなり変わってくるんだ。
どのやり方もメリット、デメリットがあり、オレ自身も全体の相場環境によっては利確の仕方をコロコロ変えている。

たかし
ある意味センスが問われる領域かもしれませんね。

先輩
エントリーや損切りがしっかりできるようになり、勝てるようになってきたら、ぜひとも次は利確を極めてみるといいだろう。
【爆益を実力と勘違いしない 取りこぼしも悲観しない ただの運だから】

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