テクニカル分析

ローソク足の波の見方

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先輩
今日は前回のチャートの波の引き方の続きの内容だ。
チャート全体の波形認識ができたら、最終的にはローソク足レベルの波を見るところに落とし込んでいく。

たかし
波はあらゆる時間軸で発生していますから、ローソク足1つ1つにも波があるということですね。

ローソク足もトレンドの定義に沿って波を引く

先輩
前回の講義では、まずダウ理論のトレンドの定義に沿って大きい規模でチャートに波を引く。
そして、最後に波の規模を整えながらエリオット波動に当てはめていく、という順番で波を引くことを説明してきた。

たかし
大きい規模から見ていき、段々と小さい規模を見ていくことがポイントですね。

先輩
うむ、そして最終的なエントリー部分はローソク足
の波
を見て決めていくことになる。

たかし
ローソク足の高値安値の更新を見て、波を引いていくわけですね。
先輩
トレンドの定義に従って、ローソク足のみの動きに対して波を引く。
例えば、上のようなローソク足に対してはどのように波を引くだろうか。

たかし
こんな感じでしょうか。

先輩
そうだな。
この後、高値をさらに超えていくようなら、そのまま波は延長されていくし
逆に安値を割っていくようなら、上ヒゲの先端から下に伸びる波が描けるということになる。

たかし
ローソク足レベルで高値を超えたら波が描けて、安値を割ったらまた波が描ける。
基本の考えはすべて同じということですね。

1つの波を細かく分解していく

先輩
それでは先ほどの考え方を基に、実際のチャートを分析してみよう。
次のようなチャートにどのような波の分析をしていくべきだろうか。

たかし
トヨタ自動車の日足チャートですね。
10月25日から12月3日までのリバウンドの時です。

先輩
ちなみに、全体的にはどのあたりの位置なのかというと、次のような下降トレンドの中の反発であることがわかるだろう。

たかし
下降トレンドの中ではありますが、こういうところを買いで狙えると強みになりますね。
先輩
まずはこの1本の大きな上昇の波を認識しておこう。

たかし
当たり前と言えば当たり前ですが、重要なところですからね。
先輩
この緑の波の中に、大きめの押し目が1つ見える。
なので、緑の大きな波の中に青の3つの波があることがわかる。

たかし
これはエリオット波動の修正波の中のa、b、c波ということになるわけですね。

先輩
最後にローソク足のみに波を引いていこう。

たかし
ふむふむ、これだけ見ると少しバラバラな動きにも見えてしまいますね。

先輩
そうだな、だからまずは先ほどの緑と青の波がベースにないといけない。
全ての波を一緒に表示させてみると、次のようになる。

たかし
おお、だいぶきれいに見えてきますね!

先輩
そうだろう。
a波の中もb波の中もしっかりローソク足レベルの波が3波構成になっている。
c波の中は7波構成になっちゃっているが、こういうところは自分で調整してやればいい。

たかし
この場合だと、どう調整すればいいでしょうか?

先輩
c波の中の3、4波目はまあ押し目と考えなくてもいいだろうな。
たしかにヒゲで安値は割ってはいるが、陽線続きのところだし。
ということで、最終調整を行うとこうなる。

たかし
いい感じですね、波をきれいに引いていくことによって、エントリーポイントも見えてくる感じです。

ローソク足の波の見方まとめ

先輩
まっさらなチャートから、瞬時にこの波形認識がイメージできれば、自ずとどこでエントリーすべきかなんてことはすぐにわかる。
でも、そうそう簡単にこれをイメージできるようにはならないからな。

たかし
そうですね、練習あるのみですね。

先輩
練習すれば、必ずこういう見方がすぐに頭の中でできるようになるし、大きくエントリーポイントを間違えることも無くなるだろう。
問題なのは、こういったイメージが1つもできていない状態で、上がりそう下がりそうといった値ごろ感でトレードを繰り返してしまうことだな。

たかし
んー、かなり核心を突いてるような感じがします。

先輩
新年一発目だからなw
今日はだいぶヒントにつながるだろう内容だとは思うよ。

たかし
もっとチャート分析の数をこなしてみたいと思います!

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