株初心者向け

株の世界で使われる相場の格言について考える

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先輩
誰が言いだしたか知らないが、相場の世界にはたくさんの格言というものが存在する。
相場の世界は歴史が古く、酒田五法のように、日本では江戸時代の米相場の頃からテクニカル分析が存在していたりする。

たかし
格言って有名なものしか知りませんけど、かなりの数の格言があるみたいですね。
実際に正しいものなんでしょうか?

先輩
今日は有名どころの格言について、まじめに解説をしていきたいと思う。

人の行く裏に道あり花の山

先輩
大勢と反対の方向へ進むことが成功につながる、という意味だな。
この格言はおそらく未来永劫のこっていくんだろうな思ってる。
相場というのは多数派が勝つということが本当に少ないものだ。

たかし
日常生活では多数派にいる方が安心しますからね、そういう普通の考え方では勝てないということですね。

先輩
例えば掲示板なんかを見に行って、自分が買った銘柄が上がると思っている人を探す行為なんかは最悪だな。
多数派に属したらむしろ嫌な感情を持たなきゃいけないぐらいなんだよな。

たかし
そうですね、そのあたりは気をつけて掲示板を見なきゃいけないですね。

先輩
まあ、まず掲示板を見る行為、掲示板の多数派や少数派を数える行為、それ自体が多数派で負ける思考なんだけどな。
勝ってる人はそんなものは何の参考にもしないし、他人が何と言おうが自分のスタイルは少しも崩さないからな。

たかし
他人の意見に流されるということは、ちゃんとしたルールが定まっていない証拠になりますよね…

先輩
日本の社会は事なかれ主義で、多数派に属する事で安心感を得る。
そして出る杭は打たれる。
こういう背景が日本のトレーダーが弱いことに影響しているのかもしれないな。

たかし
そのあたりはこれからもまだまだ続いていく話なんでしょうね…

もうはまだなり まだはもうなり

先輩
押し目買いする時に、もう下げ止まるだろう、と思っていたらまだ下がったり
まだ下がるだろう、と思っていたらもう下げ止まって反発していたり
これも相場をよく表している言葉だよな。

たかし
そうですねー、ほぼ毎日思う事ですよね。
思った通りに相場は動かないということですかね?

先輩
そうだな、オレは相場は感覚的に思った通りにはならない、って意味だと理解している。
つまり値ごろ感や、なんとなくという根拠のない理由で下げ止まりをピンポイントで当てることなどできないって意味だと思う。

たかし
なるほど、たしかに感覚的にエントリーしたトレードは恐ろしいほど高確率で負けますからね…w

先輩
だからこそ、客観的に下げ止まりを判定するためにテクニカル分析を行うわけなんだよな。

たかし
もうはもうなり、といきたいものですね。

押し目待ちの押し目なし

先輩
押し目を待っていても、本当に強いトレンドが発生している時はろくに押さず、買えないまま価格が伸びていく。

たかし
押しが浅すぎると買いにくいって、フィボナッチリトレースメントの講義でやったばかりですよね。

先輩
50%の押しを待っていたが、23.8%の押しで反発をしてしまった。
押しが浅いということはそれだけ強い、ということになり、もちろん追っかけで買っていても大きな利益を出せる可能性もある。
しかし、高値掴みのリスクも高く、わざわざこういうところを狙いにいくこともないんだ。

たかし
取れるところを確実に取る、ですよね?

先輩
そういうことだ。
押し目待ちの押し目なし しかし押し目はまたやってくる
オレならこう付け加えるね。
もっと確実に狙える押し目は必ずすぐにやってくる。その時にきっちり取ればそれでいいのさ。

たかし
無理せずじっくりいきましょう。

初押しは買い

先輩
上がっている銘柄の1回目の押しは買うべき、という事なんだが、一体何をもって初押しとするのか、これは明確にされていないみたいだな。

たかし
人それぞれの解釈で使われている格言ですよね

先輩
そうだなー、だけどテクニカル的に考えると、当てはまりそうなものは2つ思い浮かぶかな。

たかし
なるほど、エリオット波動の講義でも説明していた形ですね。

先輩
第1波の初押しは第2波となる。
第3波はもっとも強い波動となるので、第2波は買いとなる。
エリオット波動における初押し、ということであればこういう形で説明がつくな。

たかし
もう1つはなんでしょう?

先輩
強力なラインというのは1回は反発する確率が高い。
まあ強力ではなくても、ちょっとしたラインでも1回はなにかしら反発することが多い。

たかし
ラインに対する初押しは反発しやすい、ということですか。

先輩
節目は1回目がもっとも機能し、2回目3回目と徐々にサポートやレジスタンスの力が弱まっていくようなイメージで考えるといいだろう。
ただし、1回も機能せずにブレイクすることがあるのが怖いところなんだがな。

たかし
そういう時はかなり大きな値動きになりますよね…

先輩
初押しは買いだが、ブレイクには注意しろ、そんなところかな。

閑散に売りなし

先輩
閑散相場で手を出すな、という意味かと勘違いしていたのだが、閑散相場では売りが出尽くしになり、その後大きく上昇する可能性があるので売るな、という意味みたいだな。

たかし
といっても大きく上昇するかどうかはわからないですよね。

先輩
そうだなー、なかなか無責任な格言だよな。
閑散相場に入ればいつまでその閑散相場が続くかはわからないからな。

たかし
さっさと損切って次へ行く方が正しいような気もしますが…

先輩
出来高の講義でも話した逆ウォッチ理論の事を言ってるんだろうなとは思う。
つまり出来高が減少し価格が保ち合いになれば、次は出来高が増えていき、株価は上昇していく、というサイクルに変わることを言っているんだろう。

たかし
そういうことですか、しかしやはりいつまで待てばいいのか、というのが問題ですよね。

暴落相場の赤札銘柄は買い

先輩
そのままだが、暴落の中でも上がっている銘柄は買え、ということだな。

たかし
これ暴落の中でも堅調な銘柄で教わったばかりですね!

先輩
ま、暴落の中で上がってればなんでも買っていいのか、といえば違うけどな。
やはりトレンドを崩さず、しっかりと底堅く耐えているものがいいだろう。

たかし
証券会社では昔、赤いチョークで上がっていた銘柄を書いていたみたいですね。

風が吹けば桶屋が儲かる

先輩
相場の格言というか、一般的なことわざなのかもしれないが、ある出来事がほとんど関係のないことに影響を及ぼし、思いもよらない結果になる、という意味だ。

たかし
どうして風が吹くと桶屋が儲かるのですか?

先輩
大風が吹くと砂ぼこりが舞い、砂ぼこりが目に入って失明する人が増える
失明した人は三味線弾きになり、三味線の売れ行きが伸びる
三味線の皮に使われる猫が減り、猫が減るのでネズミが増える
ネズミが増えるので桶をかじられ、桶を買う人が増えて桶屋が儲かる、という理屈だそうだ。

たかし
よくわからない理屈ですけど、相場で言うとどういうことなんでしょうか?

先輩
うむ、相場は連想ゲームみたいなところがあるからな。
特にテーマ株相場になった時、1つの大きなテーマに関するあらゆる会社の株が次々に上がっていったりするんだ。

たかし
たしかに、もはや業績への影響とか関係なく上がったりしますよね。

先輩
ポケモンGO相場の時なんかは、ポケモン関連のものはすべて上がったし、スマホのバッテリー需要が高まる、とか言われてバッテリー作ってる会社も上がっていたな。
ポケモンGOが一過性のものだとか、業績的にどうだとか、そんなものは関係ない。
とにかく関連したものは全てぶち上げる、という祭り状態だ。

たかし
そういう相場もしばらく見なくなってしまいましたね…

先輩
だがまたいつか来るだろう。
そういう狂った相場は楽しいよな。
先回りして関連のありそうな銘柄を仕込んだり、トレーダーがみんな生き生きとしている。
オレはあくまでもテクニカルでトレードするが、そういう連想ゲーム的なところは株の魅力の1つだと思うぞ。

たかし
テーマ株相場、待ち遠しいですね。

株の世界で使われる相場の格言まとめ

先輩
今回は有名どころの相場の格言をいくつか取り上げて考えてみた。
あいまいな定義や表現のものもあるが、おおむね相場の真理を説いているものが多いなという印象だったと思う。
チャートの勉強の息抜きに、たまにはこういった格言について考えてみるのもいいだろう。

たかし
他にも様々な格言がありますからね。
新たな気づきを発見できるかもしれません。

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